第18章 不調和
仲間はいつものように、あの小さい部屋で
好きなように時間を過ごしていたようだ
しかし俺が部屋に入ると
一瞬で空気が変わったのを俺は感じたが
気にせずに仲間の真ん中に立った
横山「話がある」
ぶっきら棒に話し始めた
横山「俺はアイツを愛している
それが神に喧嘩を売ることになっても引く気はない」
俺の話を聞いた、すばるが言った
渋谷「それは、俺らが危険になってもか?」
横山「迷惑はかけるかもな
でも、俺にだって手放したくないモノがある
それが、たまたま神の女だっただけや」
錦戸「惚れたら、相手がすごいヤツやったって事やな」
亮は俺が恋をしている事に楽しいのか
喜んでいるように見えた
大倉「手放したら後悔する?」
横山「おん、絶対にな」
大倉の質問に俺は即答した
安田「ほんなら仕方ないやんなぁ
後悔するんやったらさぁ、協力せんとさぁ」
ヤスはみんなを見ながら言うと、みんなは考え始めた
それぞれの答えを….
すると、マルはゆっくりと口を開いた
丸山「俺らの存在が消えても?」
その瞬間にみんなの顔つきが変わった
しかし俺は
自分の気持ちが揺るがなかった
横山「俺が消させへんよ、絶対にな」
俺は強い口調で言った
村上「まぁ、何があるか分からんが
横の我が儘に付き合ってやろうやなぁ?」
雛はみんなを諭すように言った