第5章 欲望
俺と雛の予想通りに仲間は目覚めて
女の存在を知ると騒ぎになった
安田「えっ、なんで勝手に入って来たって事なん?」
村上「おん、たぶん興味があったんちゃうんか?」
安田の興味に雛はさらりと交わした
渋谷「物好きなヤツやな」
すばるは少し疑ってる感がする
錦戸「で、なんで横山君だけが食事したん?」
俺の口から血の匂いがするから
誤魔化せるわけはない
村上「いつも、お前が先に大量に飲むから
横はちょびっとやねんで?」
雛は亮にさとすように言う
丸山「そうだよね、時々足りてないないよね」
マルが申し訳ないように言った
横山「俺は大丈夫や、今回は俺のミスで
ちょっと辛くて手を出しただけや」
俺は、ボソッと言うと
みんなは俺に注目した
大倉「俺らは、いつも横山君に甘え過ぎてるって
事かもね」
大倉が辛そうに言う
横山「やから、今回は俺のミスや」
俺はそう言い投げ捨てして部屋を出た
渋谷「雛、なんか横は変ちゃうんか?」
安田「いつも秘密主義者やけど.....」
錦戸「なんか、力がない気がするは俺だけか?」
大倉「いつも、何かを抱えてるから
それが重くなってるのかも」
丸山「救いが目の前に差し出されたら
人の欲望は大きくなるのかもね」
丸山の意味深な発言にみんなは注目した
村上「まぁ、ともかく今は、横の好きにさせようや
アイツにも自由はあってええやろ?
俺らに縛られんでもさ」
村上はそうみんなに言い放って
笑ってみんなを落ち着かせた