• テキストサイズ

光と闇

第4章 3人の出会い





キルアについていくと、さっきの3人組がいた。


「あ、君が言ってた子って、その子?」

黒髪でツンツン頭の少年がキルアに問う。

「あぁ」


へぇ…

まだ、名前教えてないんだ……


「おい!お前の姉ちゃんか?

めちゃくちゃ、美人じゃねぇか!」

30歳くらいのおっさんが叫ぶ。


その傍らでその言葉に心のなかで同意している人物がいた。



「////(確かに…)」


それに気づくはずもなく(本人さえ)……




「こいつは、姉ちゃんじゃねーよ」

キルアは、少々不機嫌になりながら否定する。


そんなやり取りをよそに、私は、黒髪でツンツン頭の少年の隣にくる。



この子がキルアが興味を持った子かー


そんな私の視線に気づいたのか、こちらを向いた少年。

「どうかしたの?」

「いや、興味が湧いて……」

すると、彼はニコッと太陽のような笑みを見せ、すぐ、あ!という表情になる。



「そういえば、自己紹介してなかったね!


俺、ゴン=フリークス!12歳!」

元気よく自己紹介をする。


やっぱり、キルアと同じ年なんだ……


ゴンの顔を見る。


なんか、どっかで会ったことあるような……


ゴン=フリークス


あ!


私は、ある人物の顔が思い浮かぶ。



ジン=フリークス!!


「ねぇ、君の父親って何してるの?」



「ハンターだよ。
会ったことは、無いんだけど…」


やっぱり!


これがジンの息子かー

通りでどっか、見覚えがある顔なわけだ。


「ねぇ、君の名前は?」

「私は…」と答えようとしたそのとき。


「俺は、これでもお前らと同じ10代なんだぞ!!」


そんな耳を疑うような事実が耳に入ってきた。



私達は、声を揃えて、叫んでしまった。



『うっそーーーーーーーー!』



それを聞いたレオリオは、たちまち落ち込んでしまった。


「あぁ…ゴンまで……

ひっでーなー!

もう絶交だ!」と嘆き、叫んでいる。


その様子を見ていた金髪の少年がスー…と離れていった。



ハハ…

なんか、わかる気がする…


私は、苦笑いをしたのだった。









/ 19ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp