第8章 心の傷跡
その結果、心も体も…
護ろうと、この手を掴んでくれる人なんていなかった…
それでも今は、ここに居る。
もう二度と…手放したくない…
両親を失う前…信じて…
その手を離して、殺されていたように…
死ぬ直前も…
離されたその手に、何も出来なかった…」
ドロロ「恵土殿…
もう、失うことはござらんよ。
拙者が、必ず守るでござる^^
共に生きるという約束も
恵土殿を護るということも、両方」
恵土「ドロロ…//」
ドロロ「だから恵土殿、安心して下され^^//」
恵土「こく…
私は…もう、一人じゃないんだな…(微笑」
ドロロ「そうでござるな(微笑」
そう笑いながら…
夕暮れの中、東京タワーのてっぺん
二人の手は未だ、握られたままだった…
(ドロロから見て
助けるために取った手は左手で
その後は、右手で左手を握っている)
そうして…
あっという間に、夜になっていったのだった…
その後、晩になると…
恵土「何でケロロたち、包帯まみれ?;」
ケロロ「戦車なんて反則じゃん!;(ぷんぷん」
クルル「見え見えの罠に引っかかるなっての。
くぅ~っくっくっくっ」
ギロロ&タママ『…;』
ご飯を食べる頃に帰ってきた四人は
各々にワイワイと言っていた…
その後、ドロロは電話に出ていたが
ドロロ「なんとっ!誠でござるか?」
恵土「どしたのー?」
ドロロ「承知。伝えるでござる。
がちゃ(電話を切る)
恵土殿、秋殿が参加するとのことで
電話が来たでござる。一泊二日の温泉旅行」
恵土「おお!
じゃあ、ドロロと相部屋ってことで^^」
ドロロ「なっ!!//」
ケロロ「うんうん。いいんじゃない?
だったら、我輩は冬樹殿と」
タママ「僕はモモッチとです!^^」
ギロロ「お、俺は…//」
恵土「夏美は小雪と一緒に寝るのかな?
でも天井で寝るわけだし…
ギロロと夏美で一緒に寝れるかもだね^^」
ギロロ「なぁーっ!!!!///(ぼしゅーっ!」
ばったーん!!
蒸気機関車のごとく煙を上げて真っ赤になり
気を失って、倒れてしまいました;
ケロロ「なんにせよ…
いざ!温泉旅行準備であります!!(ビシィッ!」
『おーっ!!^^(拳上げる』
何やかんやで、準備を始めるようです。