第8章 心の傷跡
~おまけ~
ケロロ「ちょっと待ってぇ~!!!!;
何で戦車に追いかけまわされてんのぉ~!!!!;」
クルル「見え見えのブービートラップに引っかかる方が悪いんだぜぇ。
くぅ~っくっくっくっ!」
ガンダム←ブービートラップ
無造作に置かれたプラモに触り、やられたとか。
その他↓
ギロロの場合…
ギロロ「夏美の…写真//」
顔を真っ赤にさせながら、手を伸ばす中…
罠発動!!
ギロロ「ぎゃあああああああああああ!!!;」
タママの場合…
タママ「わぁ~い!^^
お菓子が落ちてるです~!」
飛び付こうとした直後…
罠発動!!
タママ「なんですかこれぇ~!!!;」
全員共通して、戦車に追いかけまわされ…
タママ「うたるぞ、ぬっしゃぁ~!!!!
タママインパクトォ~!!!!」
どごぉん!!
ごごごご!!
タママ「ひっ!?;
効いてないです~!!!;」
効いてないことに驚いて後ずさりした直後
必死に、目を瞑って半泣きになりながら走り回っていた…
そんなこんなで
東京タワーに、夕暮れまでに到着できるものはいなかった…
よって、優勝者0が確定した。
はてさて…
当初に、空中から審判をしていたドロロは?
恵土「…あの時、咄嗟に左手を左手で掴んで…
そのまま飛んでくれたのって…」
ドロロ「東京タワーになら
そのまま飛んでいけば、数分で辿り着くからでござる。
おそらく、そのまま着地したとしても
恵土殿のことだから無事かもと思ったのでござるが
人を助けるために違反したなら、棄権するはずでござるし」
恵土「あの時、必死だったからなぁ;
だぁって走って、左手で掌底になるように
押す直前に左回転になるよう足を入れ替えて制御しながら
遠心力をつけて、オッチャンの背を押して助けて…
背を向けた状態で、踏ん張ろうとしたけど
踏ん張りの効くのが数mmしか残って無くて
無論無理で、つるって滑るように
上体も足も空中に投げ出されて、左手を伸ばしても
棒を掴むことは出来なかった…
その直後、頭によぎってた…
『助けて…』
そう、心の中で助けを求めて左手を差し伸ばしていたことを…