第8章 心の傷跡
だが…
がしっ
その、恵土の伸ばした手を掴む人がいた…
恵土「!ドロロ…」
ドロロ「…」
驚きながら言う恵土に対し
無言のまま、何事もなかったかのように飛んでいくドロロ。
恵土「何で、私を…
ドロロ「^^」
その言葉に、少し振り返り
満面の笑みを返す…
そんなドロロに対し…
ただただ、ぽかんとした表情になる恵土…
恵土「…
ふっ(微笑)
…言うまでもない、か(微笑」
そうして…
目を瞑って、嬉しそうに微笑む
そんな中、何事もないように
東京タワーまで飛んでいき
共に、審判をすることになった。
ドロロ「間一髪でござったな^^」
恵土「気にし無さ過ぎだよ;」
ドロロ「当然のことをしたまで。
気にすることなど、ないでござる^^」
恵土「//…
(何でだろう…
つい、ドロロを目で追っちゃう。
ドロロの笑顔や仕草を思い出すと
とても落ち着くし、楽しい。
何でか解んないけど…ドキドキしたりする。
言葉を交わす度に、とっても嬉しくなる。
でもって…
何でか、ドロロが話している相手がついつい気になるし
いつも、どういったことをしているか知りたいとも思うし
「好きな人は誰?」って聴かれた時、
すぐにドロロの顔が浮かんだし;
…!!
そうか、これが恋…なんだ//
母上が言っていた…)
そっか…
ドロロに、私は恋をしていたんだ//」
ドロロ「?何でござるか?」
恵土「え!//;
いやっ!…そのっ!!//(バクバク)
ドロロ…//
私は、ドロロに恋してる///」
ドロロ「!!拙者も…その///
同じにござる//////(真っ赤」
恵土「愛してる/////」
ドロロ「愛しているでござる/////」
言葉を同時に重ねながら
審判を放棄し、午後6時までイチャイチャしていた…
そしてきりがないので
審判になったクルルによって、期限が夕暮れまでと決められ…
面白くしようと考えた、クルルの妨害によって
優勝者は出ないまま、期限の夕暮れになって終わったそうな…
それと同時に、両者が互いに恋しているのだと
共に認識し合い、なおさらに実感し合ったのだった…
心の傷跡も解決したわけだし…
めでたしめでたし?^^;