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奇跡 【ケロロ軍曹】

第7章 前途多難




その頃…

恵土「それから、両親の血で

血に濡れたまま、雪の中を歩いて行った…


ってのが全貌かな」

冬樹「その…なんかごめん。

話させて;辛かったんじゃ」

恵土「ううん。

おかげで、心に整理が持ててよかったよ。


それで、泣きじゃくりまくって…

それでもドロロは、変わらずに受け入れてくれて…


だから…本当に…何でだろうなぁ…


もっと一緒に居たい…

もっと、傍に居たいって感じるんだ…(微笑」


夏美「あら。意外に恋の進展してる?」
冬樹「そうみたいだね」

自分に向けられる恋には超鈍感なのに
人の恋には、テレビドラマのごとく敏感のようですね;


秋「へぇ~。

じゃあ、ドロロ君のことも理解しないとね^^」

恵土「うん!

だから、もっとドロロと話したい…

もっと触れていたい…

この手を、離したくないって感じるんだ…


こんなの、今までで初めてなんだ^^//」


助手席で、左手を広げながら言い

握り締めながら満面の笑みを浮かべた…


その左手は

左腕を掴まれて引き留められた後
母上から最後に握られた手であると同時に

助けようとした村人たちから
拒絶と共に弾かれた手でもあり


初めて、ドロロと手を繋いだ手でもあった…


秋「恵土…恋って知ってる?」

恵土「?何それ?」

秋「くす)…知らないのなら、今から知っていけばいいわ^^」

恵土「?(首傾げ」


車での道中、そう話す中…


日向家では…

ドロロ「//」

ケロロ「では恵土殿に向かって
想いのたけをぶつけるであります!」
ドロロ「無理でござる!!;」

やっと平常心に落ち着いて戻ったものの;


ギロロ「あ、恵土が来たぞ」

ドロロ「かちーん!!)////」

動きもガチガチに固まってしまった;


クルル「くぅ~っくっくっくっ。

どうせなら、音声とかも流してみるか?」

『ドロロ、愛している^^』


ドロロ「ぎゃあああああああああああ!!!//////;」

ぼぉん!!!!

ばったーん!!


タママ「また気を失ったです~;」

ケロロ「う~む。
慣れさせよう作戦では無理があるでありますか;」

モア「っていうか~無理難題?」


まだまだ、続きそうです;

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