第7章 前途多難
テントに入っていくドロロを見送り
恵土「ドロロ、大丈夫かなぁ;」
冬樹「大丈夫だよ^^;
きっと伍長なら、すぐに治してくれると思うし!」
夏美「そうそう。
あぁ見えて、結構頼りになるし」
どう見えているんでしょう?
恵土「…昨日さ…
私の過去について、話したんだ…
あれ、すっごく重かったのかな…
ドロロにまで、嫌な思いをさせて…
あぁなっちゃったのかな…(しょぼん」
ソファーに座り込み、そう呟く恵土は…
自然と涙目になっていた…
冬樹「そんなことないよ!
きっと嬉しかったんだと思うよ?」
恵土「じゃあなんで…病気に;
落ち込んでる時って、病気になりやすいからじゃ;」
夏美「それでなるようなタマじゃないわよ?
あいつらケロン人はね。
信じて、待ってなさい(微笑」
その肩に手を置いていう夏美に対し…
恵土「うん」
微笑んで、頷いた…
恵土「よかったぁ^^(涙をぬぐう)
やっとできた…
過去を初めて話せる友達なのに…
私のせいでなったのかと思っちゃった^^;」
涙が零れ落ちる中…
夏美「そんなわけないでしょ?
それよりも!買い物に行くわよ!?
前の時、行けなかったじゃない!」
冬樹「あ!僕も行くよ!
それで、その…
よかったらだけどさ、抱え込まずに
僕たちにも話してよ、過去のこと。
僕たちも、知りたいんだ。
一人で悩んでる姿なんて…見たくないからさ」
恵土「!…
そっか…ありがとう^^」
そうして
夏美「ほら行くわよ!」
秋「朝ごはんは、買い物をするデパートでいいかしら?」
冬樹「いいよ^^」
そう家の前で車を止めて言う秋に対し
そう答えながら乗り込み、夏美は手招きしていた…
恵土「うん!^^」
それに乗り込みながら…
恵土は、笑顔で応えていた…
今という日々の、幸せをかみしめながら…