第5章 新たな出会い
恵土「おかげで、皆に会えた…
だから、感謝してるんだ^^
それがあったから、大事なことも早くに解ることが出来た。
逆に、それがなければ
今の自分じゃなかったんだと思う…
だから、本当によかったって思っている…
おかげで、一人じゃないことが…
たった一つでも、返事があることが
本当に恵まれていることなんだって、解るから」
そううつむきながら微笑み、呟く恵土は…
とても哀愁漂う、綺麗な凛々しい姿で…
その時、風が入ってきて…
短い髪がなびいていた…
恵土「…えと;(汗)
何で、涙目になってるの?;」
夏美「あんたみたいな人が幸せにならなかったら…;
世界自体が間違ってるわよ;;(涙」
恵土「え?;(何で泣いてるの?;(汗」
冬樹「恵土ちゃん!幸せになって!!;
そうじゃなきゃ、全然浮かばれないよ!!;;(涙」
恵土「何で肩掴むの?;)えと…;
ありがとう^^;(汗」
そう答える中、冬樹が手を離すと…
ドロロは、その恵土の手を取って両手で握った…
恵土「?」
それにあっけにとられたが
ドロロ「恵土殿…
何かあれば、すぐ言って下され!
絶対に、すぐに駆けつけるでござる!!(涙目」
恵土「!
(「安心しろ…
絶対に、すぐに駆けつける。
俺が、お前を護り抜く」
父上の言葉と…同じ…)
…(微笑)
うん^^(頷く」
素直に嬉しさを感じ、満面の笑みを浮かべた…
どごぉん!!
恵土「何だ!?)…」
すると…
恵土「!なんだ、この黒いのは!」
黒い物質で、次々に攻撃してくるのを避け続け
庭に飛び出る恵土…
「…こいつ、強い」
「ほお…久しぶりのでかい獲物だな」
恵土「?何で耳飾りがしゃべって…
広げて飛んでる女の子?;」
冬樹「えと、どうしたの?また狩り?;」
恵土「狩り?
…
私は動物じゃないぞ!;人間だ!;」
そう反応する中…