第26章 境界線
恵土「なんだ!敵襲か!?」
そう立ち上がり、外へ出ると…
軍曹たちが闘っていた…
恵土「誰だよ、あいつら!」
そういいながら、指令室へ走り出していく中…
一人の青いカエルが立ちはだかった
ドロロ「恵土殿!
よかった!無事でござるな!(微笑」
一番、恵土を望んでいた者が
目の前に立ちはだかる中…
ドロロ「ここは危険でござる!
早く一緒に
恵土「誰だよ、お前!(睨む」
ドロロ「!え…」
恵土「あいつの邪魔をするんなら、黙ってねぇぞ!」
じゃきっ(刀を抜いて構える)
ドロロ「待って下され、恵土殿!
今、そのようなことをやっている場合では!(汗」
恵土「お前が、あいつの敵だって言うのなら
私は、お前を止める!!
私にとって…
あいつは、命の恩人だ!
あの一人の地獄から、助け出してくれた!
(心配そうに、手を差し伸ばす姿
(青と赤が、交互に脳裏にちらついていく))
(!何を考えているんだ私は!
あいつは赤色だろうが!!;
(首を横に振る))
本当に、大切な人なんだ!!(真剣&睨」
ドロロ「…まさか、記憶を…)
…(うなだれる)
…解り申した…
ならば、拙者も
恵土殿を倒し、気絶させなければいけぬでござるな…
恵土殿のためにも!(真剣」
そういいながら
ドロロ「鬼式!!」
鬼式を纏い、鋭い目つきになり
同じように、刀を構えた…
そして…
一つの爆音が響く中、刀が交わった…
時は少しさかのぼり、爆音が響く前…
冬樹「恵土ちゃんを返して!」
首謀者と、ケロロたちが対峙していた…
ケビン「うるさい!
俺にとっては…
やっといた、同じ境遇者…理解者なんだ!
ずっと、そのような奴を探していた…
あいつだけなんだ!!
俺にとっては、あいつしかいない!
そして、あいつにとっても俺しかいないんだ!!」