第26章 境界線
その後、
あの一人の地獄から助け出したのは、赤髪の男なのだと
彼に助けられ、
彼の星で保護されて、今ここに居るのだと
記憶を置き換えられた。
「ふっ。
やっとだ…やっと、手に入れられた…(微笑」
しかし…
その中で、向かう人達がいた…
冬樹「大丈夫なのかな?」
桃華「大丈夫ですよ、きっと」
小雪「そうです!そんなにやわじゃ」
夏美「でも相手は宇宙人でしょ?
どんな手を使ってこられてもおかしくないんじゃ;」
睦実「洗脳って手もあるかもね。
一番最悪なのは、恵土を操られていること」
ケロロ「もうすぐでつくであります!
捕まえられている建物へ、直接乗り込むから
しっかり掴まっているように!」
その直後、凄まじい振動が船を包んだ…
そして、着陸したのだが
すぐに建物へ跳び込んでいく影があった…
ギロロ「!
おい!ドロロ!」
手を差し伸べるも、凄まじい勢いで
ドロロは、建物の中へと走り去っていった…
しかし…
恵土「ん…」
「起きたか、恵土(微笑」
恵土「?どしたの、ケビン」
ケビン「…(成功だな」
恵土「変なの…嬉しそうに微笑んで」
ケビン「そりゃ、お前が起きたからな…
第一、お前の寝起きは変人以上だ」
恵土「何を!?(ぷんぷん」
ケビン「はっはっはっ^^」
恵土「くす)あははっ^^
(?何か…変…何でだろ?」
ケビン「おっと、急用か。
ちょっと待っててくれ、この部屋でな。
必ず、帰って来るから^^」
恵土「うん^^」
そして、去っていった…
恵土「…暇だなぁ…
ん?このベルト…
何でケビンには見えてないんだろ?
確か…もらったものだったし…
あれ?どういうことなんだろ?」
そう、首を傾げる中
突如として、轟音が響き渡った…
建物の施設の中にある武器が、壊されたのだった…