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奇跡 【ケロロ軍曹】

第26章 境界線




ケロロ「なんですと!!!??」

ギロロ「またか;」

タママ「なんだって狙う人達が;」

クルル「そりゃあ

世界を一瞬で破滅させられるドラゴンを倒せる力だ。


すなわち、手に入れれば

世界を一瞬で消して、都合のいい世界を作り出せると言っても
過言じゃねぇ。


それを、護衛につけ続けるっていうのも手だし

思うがままになるようにするのもありらしいしな」


ケロロ「そんなこと
ドロロ「誰がさせるものか!!!!」


ケロロ「すっごい熱入ってるね;

恵土殿が関わると熱血でありますなぁ;」


ドロロは激しく燃え盛っていた;


ちなみに入って来れた理由は?

クルル「おそらく、別次元で

あうものを片っ端から探してたんだろうなぁ。


それで、やっとこさあって

入ってきた直後に、たまたま目標がいたってとこだろ」


それから、発信機を頼りに場所を推測した所

ケロン星と地球の間あたりの星雲系だった…


ともかく、そこへ向かわなければいけないとのことで


クルル「っつぅわけで…

サブロー!例のもの」

睦実「了解(微笑」


そう言われた直後、ペンを走らせ

装置を書き出すのだった…



その頃、宇宙船に運ばれた恵土は

白いバリアを、無意識の内に張っており


それを突き破るためにしようとするが…

無論、本人以外にはどうしようもなかった…


その時と同じくして

意識が戻ると、赤髪の男が頭を固定して目を合わせてきた…


恵土「…?(誰だ」


そして…

まもなくして、精神世界に入り込んだ…


恵土「なんだここ…

何で、ドロロが?


幼い頃の自分の、想い出まで…

どうして…」


「ここが、お前の精神世界だからだ」

恵土「!精神世界?」振り返る


「ああ。ここは、お前の持つ精神」

恵土「…一体、どういう」


「あいつが優しいのは、最初から誰に対してでもだろ。
特別、お前に優しいわけじゃない…」
恵土「!」


突如として言い放たれた言葉は

本人を驚かせていた…

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