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奇跡 【ケロロ軍曹】

第24章 帰郷




恵土「うっ;あっ;

うああああああああっ;


あっ;ああっ;

あああっ;っく;


うっ!;ああ~っ!;

うああああ~~~っ!!;;」


嗚咽と共に、しゃっくりをあげながら

花嫁衣装を抱き締め、泣きじゃくり続ける…


そう泣き伏せる恵土に対し…

そっと、左肩に手を添えるドロロ…


恵土「うっ;(じわっ)

うああああああああああああああっ!!;」


ぎゅう


そのドロロの背に、左手を添えながら再び泣きじゃくる…


堪え切れない思いを、少しでもマシにしようとする

その助けこそが、幼き頃から求めていたものだった…


ずっと、欲しかったんだ…

その想いを体現するかのように、必死に離すまいとしながら


泣きじゃくり続けていた…


気の済むまで、ずっと……



30分後…

恵土「ぐずっ;うっ;」

ドロロ「落ち着いたでござるか?」

その背を撫でながら、優しく尋ねるドロロ…


に対し

恵土「やだっ;もっと一緒に居るっ;」

ぐずりながら必死にドロロを抱き締める恵土…;


ドロロ(困ったでござるな…;)


クルル「じゃあよぉ。

ここで一発、面白れぇネタいっとく?」

ドロロ「?一体それは」


クルル「はい!ここにありますは

ドロ沼先輩の、寝顔写真!(キラン」
ドロロ「なぜそのようなものを!?;」

クルル「見てれば解るぜ?(にや)

欲しいもんからとってよし!!」上にあげる
しゅばっ!!

ドロロ「写真が消えた!?;」


恵土「ぐすんっ;」

泣きじゃくりながらとってるよこの人!;


クルル「さあ、今すぐ日向家へ帰って

晩ご飯を食べれば、ドロ沼先輩の全てが詰まったデータをやるぜ?」
恵土「ぱあ)行く!(キラキラ」

即座に即答!!??;


ケロロ「ちょっ;そんなのあり!?;」

クルル「落ち着かせれば勝ちだぜぇ?(にや」


ギロロ「まあ、夏美たちも待ってることだしな;(汗」

タママ「どんだけドロ沼先輩LOVEなんですか?;(汗」


それから、データを先に渡し…


花嫁衣装と共に、データをもって

とっても満足そうに微笑む恵土が、日向家に帰ってきたのだとか^^;


ドロロは、何とも複雑な気持ちだったそうです;

ドロロ「…なぜ、こうなったのでござろうか;(汗」


チャンチャン♪

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