第24章 帰郷
日向家
昼3時
がちゃ
『たっだいまぁ~!^^♪』
皆さん、笑顔で帰ってきました…
アリサ「…おみやげ」
ぽんっ
冬樹「え?これ、何?」
アリサ「海いけなかったのは
闇の気配が、他から出てきたから。
お詫びと、その時のみやげ」
冬樹「ああ。ありがとう^^
そんなに気を使わなくたっていいのに」
そしてみると…
冬樹「…?」
夏美「何これ;」
アリサ「随分古いものについていたらしい」
ネブラ「縄文時代のものだろうな」
冬樹「ってことは…縄文式土器!?
それとも土偶の破片!?(キラキラ」
なんか、すっごく嬉しそうです
そして、結局の所…
恵土「お。久しぶり^^」
アリサ「じゅるり)相変わらずうまそうだな(にやっ」
ネブラ「というより、より熟しているように見えるな(キラン」
恵土「え!?;」
何やら危険の香りが!?;
ドロロ「…」
その直後、その間に黙ってはいるドロロ…
ネブラ「ん?」
ドロロ「…
恵土殿の血も髪の毛も、渡す気はござらん」
鬼式と同じように
黒目の部分も普段と違い目付きが鋭くなり
アリサとネブラに対し、睨み据えるかのように
真剣な表情で向かい合う…
アリサ「…別に要らない」
『え!?』
ドロロ「何故」
ネブラ「アリサ」
アリサ「それ以上のものをもらってる。
それを奪ってまで、取ってはいけない気がするだけ」
ネブラ「…成長とは、時に寂しさを感じるものだな(涙目&溜息」
アリサ「行こう、ダディ」
ネブラ「ああ。次の狩りだ!」
そう、空へと再び飛んでいく二人
アリサ「邪魔したな」
冬樹「いってらっしゃい(微笑」
アリサ「いってくる
(そして…
いつか人間として、冬樹と…」
心中に願いが灯る中
一つの空へと、飛び立っていく二人でした…