第23章 目覚め
ドロロ「そして
日暈を見るのは
「変化の兆しや幸運の前触れ」と言われているでござるよ^^」
恵土「これ以上幸せなことなんてないんだけどなぁ」
ドロロ「^^//」
想ったことを素直に言う恵土に対し
ドロロは嬉しそうに頬を染め、満面の笑みを浮かべていた…
そして、あることに気付いた…
恵土「!!…
(虹の色、中央の太陽から
外側へ向けて、少し見えづらいように
僅かにだけど、区切りが入って文字になってる…
何々?(覗き込む)
は・や・く・元・気・だ・せ・よ・b・y・6・2・3…
繋げて読むと
「早く元気出せよby623」
!睦実!?)
!!(ばっ」
文字を読み取るや否や、すぐさま振り返り
睦実の方を見やる恵土…
すると…
睦実「微笑)気付いたみたいだね)
^^(手を振る」
満面の笑みを浮かべながら手を振る睦実に対し
恵土は、「そういうことか」と笑みを浮かべる…
恵土「…ドロロ」
ドロロ「?」
恵土「さっき、雨が降るって言われたけどさ。
間違いかもしれないよ?」
ドロロ「?何故」
恵土「想いが溶けた空は、曇らない…
その心は、晴れ渡っているから(微笑」
ドロロ「…ふっ(微笑)
ならば、これからもずっと…晴れ通しでござるな^^//」
恵土「そうだね^^//
(睦実、ありがとう…
本当に…元気が出たよ(微笑」
そうして、二人は嬉しそうに
互いを見つめてから、頬を赤らめて幸せそうに満面の笑みを浮かべてから
再び、目を太陽と
その周囲にある虹へと向け…
少し長めに、太陽を見つめてから帰るのだった…
ちなみに…
元々でていた虹に、文字が浮かぶようにするため
紙飛行機に実体化ペンで書いて飛ばしたのだと
後で知ったのでしたとさ…
そして
文字に気付いたのは、恵土だけではなかった…
カシャッ
夏美「うまく撮れたかなぁ^^♪(るんるん」
そして写真を見ると
外側へ向けて、文字の羅列になっているように見え
夏美「え!?睦実先輩!?//(かあ」
睦実「俺がどうしたの?(微笑」
夏美「な、何でもありません!//(あわあわ)
(キャー!!嬉しい~!^^//」
撮った写真を抱き締めてます
なんにせよ、幸運を振りまいていました…^^