第23章 目覚め
睦実(本当…
素直じゃないんだから(微笑))
そう思いながら、帰る準備をする中…
晴れ間から、太陽の周囲に虹が見えた…
睦実「…恵土、早く元気になれよ(微笑」
その後、実体化ペンを取り出し
紙に何かをかき、紙飛行機が飛ばされた…
それによって起こったこと…
それに気付くのは、皆と共に帰る時だった…
そう言いながら
睦実は鞄を背負い、外に出る準備を整えた…
ちょうど、時を同じくして…
恵土とドロロがいる、和室の外では…
モア「あの…言われた通り、帰る準備をしたんですけど…
どうしたんですか?
っていうか~悽愴流涕(せいそうりゅうてい)?;(汗」
まさに、その言葉ピッタリです;
恵土「どうして気付いてくれないのって、ずっと思ってた…
とっても心苦しかった…
好き勝手に言葉を聴こえるように話されて…
嫌がらせばっかりされて…
募る一方だったんだ…」
ドロロ「法律で
ちゃんと取り締まれればいいのでござるが…;」
黙ったまま聴き入る中
「いじめられる側にも問題がある」という考えは、100%間違いだということ
そして、いじめは
相手を大切な存在として尊重せず
相手から安心した毎日のくらしを奪い
時には相手の人生・命そのものを奪ってしまうから
法律で許されないことなのだということ。
だからこそ、傷付けるということは
とても重い行動であると同時に、責任がかかってくる…
恵土「法律的には
「あいつは~だ」「あいつは~なことをした」などとあること・ないことを言いふらしたり、からかうのは名誉毀損罪
「バカ」「デブ」「ブス」「きもい」などとバカにするのは侮辱罪
「殺す」「死ね」などと怖がらせるのは脅迫罪らしいよ」
ドロロ「身体的に傷付いていることから傷害罪
暴力を振るわれたことから
たとえ攻撃が当たっていなくても暴行罪
人と違うから、こうだからいじめていいということにはならぬでござるが…」
なんか、議論が始まりました;