第21章 とある感情の名前
だが、当の本人の心境はというと…
睦実(複雑だなぁ…
それでも、一緒に居たい…か…
羨ましいな…
俺にも、そういう相手が見つかるのかな…)
そう思いながら、眩しそうに
太陽のある方角を見つめながら、微笑む睦実…
それに対し
夏美「睦実先輩、よかったら食べません?
アイスを買ったんですけど、余っちゃって^^;」
睦実「ん?いいね。有難くもらうよ(苦笑」
そんなこんなで
睦実は、夏美たちと共に遊ぶことになりました…
恵土「…ドロロ」
ドロロ「?」
恵土「実はさ…
ドロロが、小雪と一緒に居る時…
なんか、もやもやしたんだ…
黒い靄が広がってくみたいに
苦しくなって、何かいやで…
(辛そうな顔になりながら、胸を抑える)
変になりそうな感覚になる…
居ても立っても居られなくって…
それでも、ドロロが幸せそうだから
自分が堪えればいいやって思って…
本人が幸せなら、それでいいってさ^^;」
ドロロ「拙者も…同じでござる…
それでも、居ても立っても居られず
耐えきれなくなって、思わずあぁいったことを…;」
恵土「それでも…
それがあるから、なんかちょっと嬉しかったかも…
ああ、同じだったんだって
ちょっぴり嬉しいと同時に、少し申し訳なく感じた」
ドロロ「!なんとっ!
同じことを感じていたでござるか?」
恵土「うん^^;
でもまあ…
ドロロが私へ抱いている愛よりも
私がドロロへ抱いている愛の方が、よっぽど大きいけどね!^^」
ドロロ「なっ!
それは聞き捨てならないでござるな(ギラッ」
恵土「えー?だってそうでしょ?
ドロロの愛がこれだけとした場合
私は、こぉ~んだけ大きいから!!」
人差し指と親指で大きさを作ってから
大きく両手を左右に広げながら叫ぶ
が
ドロロ「拙者の方が大きいでござる!!」
岩場の影に居る中、立ち上がって
ドロロ「宇宙空間よりも、世界よりも広いでござる!!」
恵土「なにを!?
こっちの方なんて、世界よりも
無限大以上に存在する世界よりも大きいわ!」
ドロロ「ならば拙者はその数万倍でござる!(ずいっ」
恵土「なら私はその数億倍だ!!(ずいっ」
なんか、顔引っ付いてますが;
というより押し合ってる!?;