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奇跡 【ケロロ軍曹】

第20章 過去と、今と…




それを見ながら笑う皆…


恵土「あはは^^」

ドロロ「…^^

(いい顔をして、笑えるようになったでござるな^^」


その笑顔を見て、一番嬉しそうに笑っていました…


恵土「!…ドロロ…」

ドロロ「?どうしたでござるか?」


恵土「…いや…


哀の感情が爆発しまくっていたあの時

あぁ言ってくれて…本当に嬉しかった(微笑)


本当に…

何よりも、嬉しかったんだよ^^」


ドロロ「!

…あ//…

そうでござるか(微笑)

それは何よりでござる^^//」

なんか照れ臭そうです


恵土「…だからさ…

本当にありがとう、ドロロ^^


あの言葉、胸にしみたよ…


小さい時、気持ち悪いって

幸せになる価値もないって言われた^^


凶器を投げつけられるばっかりだった…


でも…笑顔で居ても…

幸せだって、実感してもいいんだよな…


当時からしたら…

夢みたいだ…


一生、覚めないで欲しいぐらいの…;;」


ケロロ「まぁた泣いちゃって」

夏美「あんた、何かやったんじゃないでしょうね?(ギロッ」

ケロロ「いやいや;
あれはどう見ても自然現象でしょ;」


ドロロ「いい加減にして欲しいでござるな」

恵土「?」


ドロロ「これは、夢でもなければ妄想でもない。

紛れもない、現実でござるよ^^」

そう微笑みながら、その頭を撫でた


恵土「…ホント?」

その頬を、恵土は少しつねって

って何やってんの!?;


ドロロ「痛いでござる;(汗」

恵土「あ、ホントだ」

って自分にもやった!;


恵土「そっか…(微笑」

ドロロ「疑いたくもなる気持ちも、解るでござる。


しかし、ちゃんと隣に居る。

そして、傍に感じていられる。


それだけでよいではござらんか?^^


過去は、過ぎ去ったものであって

決して変えることも出来ない、ただの出来事の集まり。


そして今は、生きていることでもあり

それは変えることが容易く出来、想い出となるものでござる。


全部をひっくるめて…

人生というものでござろう?


恵土殿が、必死に生き抜いてきた。


その事実は

何があっても変えることも、代えることも出来ぬもの。


だからこそ、多少の息抜きも必要。

少しぐらいは、羽を伸ばしてもいいのでは?^^」

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