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奇跡 【ケロロ軍曹】

第20章 過去と、今と…




それに対し…

ドロロ「恵土殿…」

タママ「ケイトッチ…」

辛そうな顔をしながら

涙をこぼしながら泣くのを見る小隊…


だが

ケロロ「溜息)ふう。そんなことでありますか」

ギロロ「なっ!そんな事とは何だ!!・・;

本人は真剣に悩んでいてだな!!」
ケロロ「そんなの知ったこっちゃないであります」

ギロロ「この!・・」

怒りをあらわにギロロはケロロへ突っかかろうとするも

そのケロロは、恵土の目の前に歩み寄った…


ケロロ「我輩たちは、そんなにやわじゃないであります。


そりゃあ、潰れそうになったら助けを求めるしぃ。

恵土殿みたいに、潰れておしまいになるまで耐えないしぃ


だから…

恵土殿のような思いをすることは、絶対にない!


だから恵土殿…

我輩たちに、遠慮なしにぶつけるであります!


我輩たちは、発散させる術を持っているし

そんなのはどうにでも出来る!


恵土殿のように、周りのことを考え過ぎて

発散できずに、潰れるまで耐えきるなんてことは絶対にない!


安心してぶつけろ!!

これ、隊長命令!!!(ビシィッ!!!」


言う時は言います!

人差し指で差しながら!!


恵土「ぽかん)…

ぷっ(微笑)

何だよそれ…

悩んでたこっちがバカみたいじゃん^^;」

涙を零しながら、満面の笑みを浮かべる恵土

に対し


ケロロ「ゲロゲロリ。

悩みは一人で抱えるよりも!

大人数でかかった方が、より解決が早いでありますよ^^」


恵土「そうだな…(微笑)

これからはそうしよう^^」


岸辺の砂浜で向き合いながら

満面の笑みを浮かべ合う二人…


なんだかんだ言いながら

ちゃんと、悩みを晴らしたようです…


そんなこんなで、きちんと皆さんとも再会し


夏美「ボケガエルゥ~!!!

また恵土を連れ出して、ろくでもないこと考えてたでしょ!!??」

ケロロ「ゲロォーッ!!!;

違うであります!!;
恵土殿のうっぷん晴らしに付き合ってただけで!!;」
夏美「そんなものあるわけないでしょ!!」

ケロロ「ぎゃあああああああああああああ!!!!!;」


なんか…

疑われて、ねじられてる軍曹でした;

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