第20章 過去と、今と…
その言葉を聴いて…
恵土「…(微笑)解った…
じゃあドロロ、付き合ってくれる?」
微笑みながら、ドロロへ手を差し伸ばす恵土…
ドロロ「御意(微笑」
それに対し、微笑みながらドロロはその手を取った…
だが
ぐうううううう
恵土「その前に腹ごしらえをしようか;」
ドロロ「そうでござるな;腹が減っては何とやら;」
いや、戦をするわけじゃないですが;
何はともあれ、きちんとご飯を食べたそうで…
ドロロ「では、何をして遊ぶでござるか?^^」
恵土「水上走破(すいじょうそうは)!!」
ドロロ「水上、そう?;」
恵土「水の上を走って渡っていくんだ!^^
疾走感がやばい上に涼しくて最高だよ!?
小さい時、川の水上を
上流から下流まで走って遊んでたんだ^^」
ドロロ「あ、遊びでござるか?;
(どちらかといえば、修業に近いのでは;」
恵土「私にとっては遊びだ!^^(キラキラ」
焦げ茶色の目を輝かせながら
満面の笑みを浮かべ、拳を握り締めていた…
小雪「おお!何か楽しそう!!^^(キラキラ」
何やら、スイッチ入っちゃった人もいますが;
なんやかんやで…
恵土「水上走破!
そのコツを伝授しよう!」
小雪「ワクワク♪ワクワク^^♪」
相当楽しそうです
ドロロ「…大丈夫でござろうか;」
恵土「平気平気!^^♪
無論、ゆっくり走ると沈んでしまうため
片足が沈む前に、もう一方の片足を出す行為を
1秒間に20回近く行い、水の上を走り抜ける!
その時、地面の上に足を乗せて踏み出すのではなく
渡っていくように、横方向の力を重視して行うこと!
上下方向の力は一切不可!!」
小雪「凄い!
どうやってその場所に維持できてるの!?(キラキラ」
水上で場所維持しちゃってます;
恵土「ふっふっふっ♪
その前後左右、僅かにでもずれぬよう
体幹を含めた軸を、一瞬たりともぶれさせるな!
さすれば、自在に水上を駆け抜けられよう!」
ドロロ「しかし、持続時間が限られてくるのでは;」
恵土「大丈夫!
………
100秒しかもたない」
どっぼぉ~ん!!!
まさかの時間制限!?;