第20章 過去と、今と…
突如起こった砂煙と爆発
それが晴れ渡った頃、6人の姿が目視された…
ケロロ「手荒すぎるでしょ!;」
恵土「アンチバリアを生み出している装置を
一時的に働かないように、結界で覆ったんだよ」
ドロロ「なるほど。
壊すこともなく、また再び再利用できるようにするためでござるな」
ギロロ「いちいち気を使いおって。
だからあれほど溜め込むことになるんだ。
これからはこまめに俺たちにぶつけろ!!いいな!?」
恵土「やだ(ぷいっ」
ギロロ「貴様はまだ懲りてないのか!!・・;」
ケロロ「まあまあ。戻って来れたんだからいいであります^^
それよりも!
いざ昼ごはんタァ~イム!^^♪」
ギロロ「お前らしいな;」
ドロロ「そういえば、もう昼の1時半。
あれから5時間と10分の時間が過ぎたでござるな」
タママ「ぶっ続けはしんどいですぅ;」
クルル「これでも最短だったんだぜぇ?
これでこまめに分けて出させてみな?
丸一日はかかるぜぇ?」
タママ「あれが…」
ギロロ「丸一日…」
その直後、皆は想像しました…
あれが、丸一日続くところを…
タママ「考えただけでもぞっとするです!;(震え」
ギロロ「言うまでもないな;」
ドロロ「とりあえず、これを機に
少しは自分の言えずにいた感情をぶつけることを覚えて下され」
ケロロ「二度頷く)うんうん。
ため過ぎは体によくないであります」
恵土「…」
その言葉に対し、恵土はうつむいたままでいた…
ギロロ「?どうかしたのか?」
恵土「…嫌じゃないの?」
ケロロ「ゲロッ?」
タママ「何がですか?」
恵土「…負担、かけっぱなしになるじゃん。
私にとっては、その方が辛いんだよ…(涙目)
また、誰かに…(拳握りながら震える)
何か、背負わせてしまうんじゃないのかって…
それが…怖いんだ…
それで…誰かがつぶれるのなら…
私と同じような思いをする可能性が、少しでも増えるのが…
怖いんだ……(涙)
嫌なんだ…」
涙を流しながら…
拳を握りながら、打ち明けられる…
抱いていた思いを…恐怖を…