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奇跡 【ケロロ軍曹】

第20章 過去と、今と…




恵土「痛いよ;やめて;助けて;;」

頭を抱えながら、砂浜に突っ伏す恵土…


だが

ドロロ「恵土殿…」

ギロロ「やめろドロロ!

次に何をされるか解らんぞ!」


ドロロ「そうだとしても…

拙者は、恵土殿から逃げるわけにはいかないでござる。


助けを求めているのを

解っているのに、見過ごすわけにもいかぬでござるよ。


他でもない、拙者が惚れた恵土殿だからこそ…」


そう背を向けたまま言い、一人歩み寄っていくドロロ…


タママ「ドロロ先輩…カッコいい~(キラキラ」

ギロロ「…流石、恵土の未来の夫だな。

…それに比べて…(ちらっ」


ケロロ「ゲェロォ~~;」

ダウン中の軍曹;


タママ「…;似ても似つかないです;(溜息」


そんな中、泣きじゃくる恵土の肩に手を添え


ドロロ「大丈夫でござる。

拙者がついているでござるよ。


安心して、何でもぶつけて下され^^

拙者が受け止めるでござる」


そう言いながら抱き締める…


その中で、何度も言いながら泣きじゃくり

それを頷きながら受け止め続けるドロロ…


しかし…


クルル「時間だぜぇ?」

ドロロ「?何のでござるか?」


ぶちっ

ごごごごごごごごごごご


ドロロ「?恵土殿?」

突如、立ち上がった恵土…


恵土「あの当時…(震え」

ドロロ「え?」


恵土「何も助けてくれなかったくせにぃ!!
(左拳で、ドロロの右頬を殴る)

なにが愛しているだぁ!!!!
(ドロロのみぞおちに左膝打ち)

ふざけんのも大概にせいやああああああああああ!!!!!」

最後にアッパーを食らわせる恵土;


ドロロ「ぎゃあああああああああああああ!!!!!;」

全く容赦がありません!!!;


ドロロ「恵土…殿;(がくっ」

白目むいて気を失った!;


クルル「今で7歳の誕生日。

まさか、両親に対しても思っていたとはなぁ。くっくぅ~」


ギロロ「くっ。
(これ以上、砂浜を無茶苦茶にさせるわけには!)

恵土!落ち着けぇ~!!!!」

目を瞑りながら両手を広げました!!


ですが…


恵土「じゃかましいいいいいいい!!!!!」

どっごぉ~~~~ん!!!!!!


ギロロ「ぎゃあああああああああああああ!!!!!;」

見事に粉砕!!;

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