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奇跡 【ケロロ軍曹】

第20章 過去と、今と…




ドロロ「恵土殿!?;

クルル殿、一体恵土殿に何を!!(あせあせ」


クルル「んー?

なんだかよぉ…

たくさんの感情を溜め込んで生きてきたみたいだから

それを爆発させて
無理やり外に出させる武器を開発してたってこと。


あの改善は、まだまだ時間かかりそうだからよ。

くっくぅ~」


ドロロ「!;

もしも精神が崩壊したりしたら!;」

クルル「安心しな。

出る感情はランダム。

ずっとそればっかにしたら崩壊しちまうから
色々と間にいれることで、安定化させるように設計した」


ぷしゅー


そして見やると、ビームを受けた恵土が

煙を上げながら立ち上がった状態となっていた…


ギロロ「大丈夫なんだろうな!?;」

クルル「まあそうだなぁ…

ってわけで、安心して…
食らっちまいな!!(ギラン」


その言葉と共にギロロを恵土へ突き飛ばすクルル

ドロロ「ギロロ殿!?;」

ケロロ「え!?;何事!?;」

タママ「何があったですか!?;」


そんな中…

パソコンへ向き合うクルル

クルル「おっと、第一の感情は「怒り」か(にや」


そして、目を光らせながら

素手でギロロを掴む恵土

恵土「ギラン)」

ギロロ「え?;」


恵土「よくも…

よくも今までさんざんやってくれたなゴラァ~!!!!!」

ギロロ「ぎゃあああああああああああああ!!!!!;」

ただただ左手でぶん回す!!;


ドロロ「落ち着いて下され、恵土殿!!;(あわあわ」

ケロロ「そうであります!;とりあえず落ち着いて」
恵土「じゃかましいわぼけぇ!!!!!・・」


タママ「何かキャラ変わってるです!!;(汗」

クルル「まあ、感情が爆発してるからなぁ。

13年間溜め込んでた分、ずっと続くぜぇ?


っと、次は哀か」


恵土「うっ;

何で…

何で、ろくに話し合ったこともないくせに
解った風に言えるんだよっ;


ろくに話したことないくせに!;

解った風に言うなよ!!;


何で噂を好き勝手流せるんだよ;

何で好きに話すことができるんだよ;


過去も…傷も…何も知らねぇで…;;

うっ;;;


人間なんか嫌いだ~~~!!;;;

うわぁ~ん!!!!;;;;」


誰にでもありますよね;

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