第19章 気付き
ケロロ「いい話であります;;(ぼろぼろ」
ギロロ「今までの過程が
どれほど過酷であったとしても、これだけは…か;
涙が止まらん;」
タママ「感動したです;;」
冬樹「これまでに、色んな思いがあって
今があったんだね;」
夏美「なるほどね…
それが無ければ、今が無かったってことか;」
桃華「いい話です;(ハンカチで涙をぬぐう」
小雪「よかった;」
秋「今、とっても幸せか…
本当に、そのとおりね^^」
モア「っていうか~
塞翁失馬(さいおうしつば)?(涙」
睦実「で、クルルは泣かないの?(涙目」
クルル「温泉旅行の時と同様、泣かないぜ?
理由は同じ、お前もそうだろ?」
睦実「そうだね^^(涙がこぼれる」
クルル「恵土とドロロが抱き締め合う前まで
悔しそうに、窓辺で震えながら泣きじゃくってたくせによぉ…
まあ、その時に誰も話しかけてこなかったし。
泣き終わった後になってから話しかけてこられて
ゆっくりと入っていったら、抱き締め合ってる瞬間だった…
っつぅよか、抱きつぶされかけてるドロ沼先輩を見てたら
笑いがこみあげて来やがったなぁ)
くぅ~っくっくっくっ!」
ドロロ「恵土殿っ…
これからは、拙者も共にっ;;(ぼろぼろ」
涙と共に震えながら口々に言う皆…
だが
恵土「それよりも冬樹、入らなくていいの?お風呂。
私たちは先に入ってから食べたからいいけど」
冬樹「あ!;いかないとだ!;」
桃華「今すぐ部屋から行きましょう!」
冬樹「うん!」
同じ部屋だからか、息を揃えながら走っていった…
ドロロ「…なぜ?」
恵土「だってさ、さっき言ってたじゃん。
入れるかなぁって。だから先に入った方がいいかと思って」
ドロロ「相手のために、考えてばかりでござるな」
恵土「えへへ^^;
…それだけは、幼い時から変わらないんだ…」
ドロロ「そうでござるか…
では、拙者たちは」
恵土「うん。眠りに行こうか^^」
その後、各々で眠りについていった…
そうして
一日目の夜が、終わりを告げるのだった…