第19章 気付き
恵土「そうだねぇ…
私と飛龍が出会ったのは、8歳になる前の11月20日。
地下からいきなり登場して
落ちてきた柱ごと火を消し去って、助けてくれた…
その時から、白い光は私に溶け込んできt
『そこからは私が話そう』
恵土「…邪魔するなよ;」
『貴様は説明が下手だ。
その上、口下手でうまく話すことが出来るとは思えん』
恵土「うるさいな;」
『大体お前はいつも(べらべら』
恵土「震え)お前のは…
昔っから話しが長いんじゃボケええええええ!!!!・・」
ずっと話されていながらの
まさかのちゃぶ台返し!!??;
そんなやり取りを見つめながら
夏美「え?日本刀が浮いてる?」
秋「その名前が飛龍でしょ?」
桃華「なんだか凄い」
冬樹/小雪『神秘的だぁ~/神秘的~(キラキラ』
拳を握りながら、キラキラと瞳を輝かせる人がいた…;
ちなみに、脳波による語り掛けや
同時にかぶった時には『』を使用します^^;
ドロロ「して、飛龍殿
何故、恵土殿をお選びに?」
飛龍『む?
それを話すには、少々時を遡らなくてはいけぬな』
恵土「さかのぼらなくていいんだけど;」
8歳というより
数え年で9歳になる前…
冬樹「って待って!
何で、数え年じゃない数え方を知ってたの?」
飛龍『私が教えた。
いずれ、外に出ることを解っていたからな。
知っていて損はない。
ガンプラという形を教えたのも、そのためだ』
冬樹「ああ!だから最初のあの時、知ってたんだ」
飛龍『話しに戻るぞ』
9歳=1月1日になる前の
11月21日から、私は恵土と話し合った…
村人たちが殺してでも奪い取ろうとしていたのに対し
まだ幼かった恵土は、森奥へと入っていった…
恵土「…何で、私を選んだ…
早苗を選べばよかったじゃんか…」
飛龍『解らなかったか?
早苗という奴は、目がくらんで見えていなかった…
そんなものを選ぶ気は毛頭ない』