第19章 気付き
恵土「一緒に居た村人たちに傷付けられて殺されかけて
両親を奪われて追い出されて、ずっと一人でいて…
って感じだったからかな?」
ドロロ以外((もう不幸って言うよりかは不憫…;))
ドロロ「むしろ
「一生分の不幸」を味わっているように感じるでござるよ」
頷きながら言うドロロ
恵土「でも、考えようによっては得だよね?
おかげで、今の大切さや貴さがよくわかるし
どれほど大事にしないといけないことなのか解るからさ」
ドロロ「確かに(頷く」
((やっぱり、この二人…似た者同士?;))
思わず、同じことを思う皆だったとか…
冬樹「そういえば…
飛龍に意思があるって聞いたけど
小さい時って、どんな風に過ごしていたの?」
恵土「?話してなかったっけ」
夏美「そうよ。
なかなか話してくれなかったじゃない」
恵土「あー。話すの忘れてた^^;」
夏美「お風呂入りながらでもいいから話しなさいよ」
このこのぉと肘で小突く夏美…
クルル「おい、恵土」
恵土「?」
クルル「いい加減水着着ろよ?Dカップ」
恵土「ぶっ;
何でいきなりそんなこと!!;」
クルル「何言ってやがんだ?
前の時、温泉で言ってたろ?(にや」
冬樹「え?言ってたっけ?」←元々聞く気0&そんな話題に興味なし
ドロロ「…//」←耳を澄ませて聞いていた
ギロロ「今更そんな話を持ち出すな!!・・;」
恵土「えっと…;」
小雪「明日、楽しみだね!^^」
恵土「そうだね^^;」
そんな時に助け舟を出してくれた小雪のおかげで
普段通りに風呂に入って、無事に過ごせていたのだった…
その間に、クルルによって
今日知った、過去のひどさというか壮絶さを
脳波によって、皆に伝えられていたのだとか…;
その後…
ドロロ「そういえば、飛龍殿によって
意思を再び得る手助けを得たらしいでござるが…」
恵土「そうだね。
(っていうか皆には内緒にしたかったけど
クルルによって、脳波を通してばらされたっけ;」
ドロロ「一体
いつ頃から、意思のやり取りをしていたでござるか?」
小雪「あぁ!それ、私も知りたい!(微笑」
冬樹「僕も!^^(キラキラ」
ふと抱き、尋ねた疑問によって
話は続くのだった…