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奇跡 【ケロロ軍曹】

第18章 悪夢黎明(あくむれいめい)




恵土「!ここは…?」


飛龍と、何度も

互いの意思が同意し合い、一体化していたことで


飛龍の中にあった意思に

自身の意思が、まだ僅かながら存在していた…


その直後…

クルルが送った、その想い出が送られていく…


恵土「…そうだ…

私は、壊されたんだ…


それでも、今は違う…


皆とも想い出が、すぐ傍らに在る…


その想いは…

その輝きは、何ものをも凌駕し

何度でも、その意思を蘇らせる!!(微笑)


少しずつでいい…

意思を大きく強めるのを、手伝ってくれないか?」


飛龍「こく)…」


深層心理…

心の奥隅で、そんなやり取りが交わされる中…


恵土「両親から、祖先から受け継がれた

護り抜く意志だけは…


誰にも壊させやしない!!(拳握る」


その意思を新たに、心を伝達していく…


そして、

恵土の「体外」の方では…


その神の力が解放され

「二人へぶちかませ!!」


恵土「聖諦来光」

その直後、技を繰り出した…


ドロロ「!自然が…」

木が倒れる…


「もっと威力を強めろ!」

恵土「…これが精いっぱい…

光速移動での消耗が激し過ぎた…


その前に、ダークネスドラゴンとの戦いで

既に力を摩耗している状態だった」


「ちっ。まあいい。

その力で、こいつらを排除しろ!」

恵土「頷く)…」


ドロロ「…

(なぜでござろうか?

少し、動きというか感情が豊かになった気が…」


クルル「おい、聴こえるか?」

ドロロ「!何でござるか?」


クルル「今、おそらく届いた頃だ…

俺たちと過ごした、想い出の数々をな…


くだらないことから、楽しかったこと…

全てを込めて、恵土の脳へ送っといた。


ってことで作戦だ。


ギロロ先輩はあいつのリモコンを撃ち抜いてくれ。

やばい気がするからな。


そして、ドロ沼先輩は恵土を引き付けてくれ。


あまりにも情報が少ねぇから

今の所、これぐれぇしか出来ねぇがなぁ」


ドロロ「十分でござる」

ギロロ「解った」


そして…

各々の役割を果たそうとする二人…

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