第3章 長い一日
ギロロ「なんでこんなでかいガンダムが!!??;」
クルル「きっと、造ったんだろうぜ。
俺が作った
「液体を注いだだけで兵器にする道具、ナノラ」をかけて
初心者でも動けるようにってな」
そう笑って答えるクルルに対し
二人は…
闇夜の中、動き始めた…
がっ!!(互いの刃をぶつけ合う)
ケロロ「操縦する必要は不能!
脳で、どう動くかを考えるだけでいいであります!
さあ!いざ尋常に勝負!!」
恵土「了解!!」
で…
どごぉん!!
共に撃ち合いながら、ぶつかり合うも
ギロロ「戦闘経験が並じゃないな;」
互角に渡り合っている恵土に驚いていた…
ドロロ「凄いでござるな。
撃っては避け、撃っては斬り…攻撃ばかり…」
クルル「ガンプラは、動く可動域が限られている。
それを無論、山から下りてきて
初めて文化に触れたばかりの恵土は知らねぇはず。
だから隊長は、すぐに終わると踏んでたようだが…
違う意味で終わるかもしれねぇなぁ。
くぅ~っくっくっくっく!」
そう称賛するドロロと、含み笑いするクルル。
ケロロ(なぜだ!?
ガンプラが動く姿なんて、見たことが無いはず!
その上、想像なんてつかないはずなのにっ!;)
恵土(感じる…
自分の体のように…どこまで動けるのかも!
自在に動かせられる!見える!!)
その点、恵土は
ガンプラが感じているものを感じ取ることで
自身の体のように扱えているようです。
ギロロ「凄いな…;
初心者なのに、到底初心者とは思えん;」
で…
両方が共に、燃料切れを起こして終わった…
ケロロ「ぷはぁ~!
凄いでありますな!恵土殿//(キラキラ)
ガンプラが動いている所なんて見たことないはずなのに!」
恵土「えっと…
自身が動きたい方向にやってただけだよ^^;」
両者が共に、だだっ広い公園で降り
称賛するケロロに対し、後ろ頭をかきながら恵土は笑った