第1章 出会い
そこで、何やかんやで
山奥にある、とある家へと連れてこられ
布団に包まれ、眠りについていました…
そして、時間が夜になった頃…
「ん…(ぱちっ」
目を覚ますと
布団の横には、青いカエルがいました…
「!大丈夫でござるか?具合は?」
目を覚ましたことに気付き、即座に尋ねましたね。
「…ん?…平気」
そう言いながら、起き上がると…
「そうでござるか。無事で何より^^」
それに
ほっとしたように笑い、頷きながら言った。
「…えっと…
カエルじゃないよね…宇宙人?」
「なんとっ!解るでござるか!?」
「えっと…
人の言葉をしゃべってる時点でカエルじゃないし
カエルなんて大きさじゃないし、格好も違うし…
宇宙人以外考えられないから^^;」
「そうでござったか!
利口な子でござるな^^」
「それよりも
助けてくれてありがとうございます^^(土下座」
「あ!いや…
倒れた人を助けるのは、当然でござる故。
どうか、頭をあげて下され!(あわあわ」
頭を下げられたままの状況に耐えられないみたいですね
(あわあわとしながら、頭をあげさせようとしてます)
「あ!自己紹介が遅れてすみません!
私は田中恵土(たなかけいと)、
よろしくお願い申し上げします(深々土下座」
「あ!面目ない。拙者としたことが…
拙者はドロロと申す者、以後お見知りおきを(深々土下座」
何やかんやで…
一風変わった挨拶になりましたね
(月明かりの中、土下座し合ってる光景が広がっていた…)
恵土「…」
ドロロ「…」
(これから、どうしよう!
そんな考えに包まれ、なぜか二人して
同時に頭を抱え込んでいた…;
モア「っていうか~異体同心?」)
異体同心(いたいどうしん)
からだは別々でもお互いの心はひとつであることである