第1章 出会い
みーんみんみんみんみーん♪
蝉の無く声が響く…
その場所は、山の中でした…
「ふぅ…
今日も、平和でござるな^^」
そう、木のてっぺんで笑う中…
がさっ
物音がした…
「?…何者でござるか?」
それが気になり
しゅっ!
即座に行ってみると、そこにいたのは…
「…」
日向家の冬樹(ふゆき)・夏美(なつみ)たちと
そう変わりない年ごろに見える少女が、倒れていた…
え?何で女性って解ったかって?
汗ばんでいて…
胸が多少膨らんで見えたから;
「だ、大丈夫でござるか?;(汗」
目を胸から逸らしながら話しかける
すると…
「ん…」
少し身動きをして、瞼を開けようとしたが…
「かくっ」
「!(気を失ったでござるか!?」
その瞼は閉じられたまま、静かに眠りについた…
「…いきなり連れ帰るのも…
いや、このまま放っておくわけにもいかぬでござるし…」
多少おろおろした後…
結局、家へと運ぶことにしました…