第17章 海
その直後…
一生懸命引っ張るも、それは全く微動だにしなかった…
「くっくっくっ…
やっとかかった…待ちわびたぞ…」
そんな中、空中へ浮かびながら
黒い笑みを浮かべて、男性が現れた…
恵土「まさか…(さぁっ!)
(やばい。今はもう、神の力を使う気力は」
一瞬で理解し、顔が青ざめる…
「やはり、理解が早いな)
あの言葉は本気だったよ…」
恵土「!」
「ありがとう(微笑」
その時には、ドクロの面が
凄まじい闘いによって下半分だけ割れており
微笑んでいるのが見えた…
「悪いが…
これが、俺の生きる道だ!!」
その言葉の直後、リモコンらしきものを取り出し…
ボタンを押した…
その直後…
ばぢぢぢぢぢぢぢぢぢぢぢぢぢぢぢぢぢぢぢぢぢぢぢぢぢ
恵土「うあああああああああああああああああ!!!!!!」
電流が流され、たまらず断末魔を上げる恵土…
ドロロ「恵土殿!」
ギロロ「悪いが俺も行かせてもらうぞ!!」
ケロロ「我輩m
クルル「隊長はここに残ってた方がいいんじゃねぇのか?
ここで指示を出す奴がいないと、やりようがないだろ?」
ケロロ「ゲロッ…解ったであります!(頷く)
ギロロ伍長!ドロロ兵長!
各々は、恵土殿の助けになるように尽力を尽くせ!!
健闘を祈るであります!!(敬礼」
そう叫ぶも…
ひゅぅ~
クルル「もう行っちまったぜぇ?
くぅ~っくっくっくっ!(にや」
ケロロ「…;
最後まで人の話を聴いてから行けっての
あの二人ぃ!!;(ぷんぷん」
砂浜で、そう叫ぶも
そんな中で、皆は楽しみ満喫していた…
夏美「恵土も来ればいいのに」
冬樹「熱中症なんだから仕方がないよ^^;」
そう説明されていたため、致し方なし;
そして恵土の方はというと…
「ついさっき言っていた、自我の破壊…
お前の過去はもう、調査済みだ…
安心して、眠りにつけ…
例え、かつての親友や大事なものを壊すことになろうともな…」
その言葉の中、電流は意識が飛ぶまで続き…
最終的に、背中から地面に倒れ…
意識ごと…
暗闇の中へと、落ちていったのだった…