第16章 夏休み
それから後…
ホテル(最上階)から
ビーチで周囲を見渡す冬樹…
冬樹「わぁ~!凄い!
水平線までばっちりだよ!(微笑」
桃華「そうですね^^
(よっしゃぁ!冬樹君と同じ部屋だぜ!!(くわっ」
何やら、心の中では裏化しています;
一方…
恵土「でもさぁ。
あのオオスズメバチってどうなったんだろ」
ギロロ「つい先ほどにも言ったように
勝手に窓から去っていったんだ;
ドロロが口当てをした直後あたりじゃないか?;」
タママ「もうあそこまで来ると
神様の力が見るのを邪魔しようとしているように感じるです;」
ドロロ「申し訳ない;
完全に二人っきりの世界に入り込んでいたようでござる;」
道中で、そう話しながら廊下を歩く四人…
恵土「じゃあ私はここで」
ドロロ「しかし、スイートルームを貸し切りとは…
何故、そこまで運がよく;」
恵土「さあ?でもさぁ…
誰かが根回ししたって感じはしなかったしなぁ~」
そのホテルは
32階に位置するスイートルームを貸し切り特典を与えた
3日間有効、すべてやりたい放題。
恵土「でも話がうますぎるとは思うし;」
ドロロ「…何かあれば、拙者がすぐに駆けつけるでござるよ^^」
恵土「//…その台詞、そのまま返すよ^^//」
ドロロ「//」
そうして部屋に入っていった…
そのスイートルームは4室あり
シンプルモダンから純和風まで、それぞれ趣異なる客室は4室のみ。
何ひとつ遮るもののない空と海に思いをはせて、真のリゾートで、最上級の贅沢を。
というのが名目だそうで…
目の前の海を独り占めできる檜風呂を設えた客室。
伝統的な日本建築と和風の調度品が醸し出す風情に、心から浸れます。
恵土「うわぁ~!(キラキラ)
やっぱり、和風だよね!^^(にっこにこ」
小雪「わぁ~!すっごぉーい!(微笑」
恵土「あれ?夏美の所じゃ?」
小雪「えへへ^^;
先に見学したくって^^;(後ろ頭かく」
恵土「いいよ^^
また、入ってきてもさ(微笑」
小雪「ホント!?ありがとう!^^」
恵土の両手を握って、嬉しそうに微笑み
ぶんぶん振る小雪と、振り回される恵土…
それを見て…
ドロロ「にんにん^^♪」
満足げに微笑む、ドロロであった…