第16章 夏休み
あれ?ケロロ軍曹たちは反応しないんですか?
ケロロ「ギャー!!;スズメバチィ~!!;(半泣き」
ギロロ「なぜこんなタイミングで!!;」
タママ「しかもオオスズメバチの方ですぅ~!!;」
ドロロが口当てを外したと同時に
三人からは、ドロロの口が見えないように飛んでくる
窓から迷い込んできたオオスズメバチ
タママ「タママインパクトォ~!!!」
それに対し、必死に撃ちまくるタママ
ギロロ「こいつめ!」
ばんばんばんばんばん!!
蜂を狙って、銃弾を撃ちまくるギロロ
ケロロ「ギャー!;助けてー!;いやぁーっ!!;」
白目向いて走り回って逃げ回るケロロ
そんな中…
恵土とドロロだけは、どこ吹く風で…
二人っきりの世界に入り込んでいるようです…;
ドロロ「ふふっ^^//」
恵土「ん?//(きょとん」
ドロロ「なぜか、照れ臭いでござるな^^//」
目を瞑りながら、また照れ臭そうに言うドロロ…
それに対し…
恵土「!…
そうだね^^//
本当に、その通りだね^^//」
秘密を共有できた喜びをかみしめるかのように
満面の笑みを浮かべ合っては、笑い合っていた…
ドロロ「恵土殿も
過去も全て、拙者に話してくれた。
全てを明かされた上で、ちゃんと向き合って下された。
だからこそ…
拙者もまた、そう返すべきだと思ったのでござる^^//」
恵土「ドロロ…//(嬉しそうに微笑む)
私は、ドロロのような人が最初で
本当によかった…そう、心から思うよ^^//」
そうして、どちらからともなく…
ばんばんばんばんばんっ!!
うたるぞ、ぬっしゃぁ~!!
助けて助けて助けてぇ~!!;
そんなバックミュージックも何のその…
二人は、手を取り合い
互いを、頬を染めながら見つめ合い…
唇を重ね合わせました…
愛しているという、想いと共に…