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奇跡 【ケロロ軍曹】

第16章 夏休み




恵土「さあ、ドロロ!

その口当てを外して、口をみせて!//(キラキラ&ワクワク」


その直後、皆(ドロロ以外)は悟った…

(((あ、楽しんでる)))


身を乗り出しながら、ドロロへ興奮気味に言う恵土…


ドロロ「え!//
急にそんなことを言われても…恥ずかしいでござるよ//;」

恵土「ドロロ…お願い!

どうしても気になって、仕方がないんだ!!(土下座」

ドロロ「そ、そこまでしなくても;(あわあわ」

椅子の上で土下座する恵土に対し

両手を差し出しながら、あわあわとなだめようとするドロロ


クルル「僕たちからもお願いです!」

ギロロ「いずれ結婚するんなら

もう秘密はない方が、後々いいだろうしな」


ケロロ「ドロロ兵長!

結婚する気があるのなら…
前へ進むため!より親睦を深めるため!
行動に移すべきであります!!(拳握る」

本当は、ただ見たいだけ


ドロロ「隊長殿…

…解り申した。


ならば、今一度だけ…

この口当てをとるでござる」


その言葉に、自ずと正座をする皆…


恵土「ドロロ…」

ドロロ「…確かに、いずれ夫婦となり

子を産むのであれば…隠し事は不要。


堂々と、恵土殿と向き合いたいのでござる^^」


恵土「…ドロロ//(ジーン」

ドロロ「^^//」


そう目を潤ませながら呼びかける恵土に

照れ臭そうに、満面の笑みを向けるドロロ…


そして、意を決したように…


ドロロ「では…」

ドロロは、後頭部の結び目に手をかけてほどく…


ケロロ((ごっくり)やっと…

やっと…長年の秘密が明かされるであります!!)

ギロロ「…」

タママ「…」

恵土「…」


どっくん、どっくん、どっくん!


そんな時…


ぶうぅぅぅぅぅぅん


凄まじい羽音と共に、開いていた窓から…


と同時に


ぱらり


ドロロ「これでいいでござるか?」

恵土「…//綺麗(ぼそっ」


口当てが外れ、素顔が明かされた…


それを見て、頬を赤く染めながら恵土は見つめる…

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