第16章 夏休み
恵土「?海?」
冬樹「恵土ちゃん、山奥暮らしって聴いたから
海に行ったことがあるのかなぁって思って…」
恵土「聴いたことない…
けど、文明を教わった時に習ったような…;」
夏美「実物見たことないんじゃないの?」
恵土「ん~。
それ以前に山から出たことない。
それに、ここでいう雪国と
大して変わらない生活してた。
んーと…
前にとなりのトトロを見たけど、あんな感じかなぁ。
冬には真っ白な雪に包まれて
雲竜渓谷(うんりゅうけいこく)の近くあたりかな」
冬樹「わぁ~!!行ってみたい!(キラキラ&拳握る」
夏美「うん?何それ」
冬樹「知らないの姉ちゃん!?
日光市、友知らずっていったら有名だよ!?」
夏美「知らないわよ;冬に言いなさい。
今は夏だから見れないでしょ?」
冬樹「あ…そっか;(がっくし」
そう肩を落とす冬樹に対し
恵土「3月20日にみぞれが降るぐらいだし
12月になったら行こうよ(微笑」
冬樹「ぱぁ)うん!^^」
ギロロ「おい、本当に行くのか?;」
冬樹「明日行くつもりなんだ^^」
恵土「んじゃ、今の内に準備しないとだね」
アリサ「行くのか」
恵土「うん^^
よかったら一緒に行かない?」
アリサ「いいのか?」
恵土「別に私は構わないよ?」
冬樹「アリサちゃん!いつのまに?(汗」
アリサ「さっきからいた」
恵土「たった30秒ほど前だけどね。冬樹が沈んでた時」
アリサ「頷く)こく」
冬樹「そ、そうだったんだ^^;」
夏美「まったく。声くらい最初にかけなさいよ」
アリサ「タイミングが解らない」
冬樹「まあ、確かにそうだよね(苦笑)
(のど渇いたな…ちょっと水を飲もうかな」
小雪「恵土ちゃん!
水着、買いに行きましょう!」
恵土「えー?下着でいいよ、別に」
冬樹「ぶーっ!!!//」
おっと、あまりの刺激的な言葉に
口に含んでいた水を吹きだしたぁ!!:
しかもアリサにかかったぁ!!;