第14章 ドロロの家
ドロロ母「ゼロロ、いるんでしょ?
入ってきていいわよ^^」
ドロロ「!
敵わないでござるな^^;」
後ろを振り向かず、そういう母親に
思わず苦笑交じりに、ドロロは入ってきた
恵土「ドロロ…
盗み聞きをする人だったんだ」
ドロロ「いや、そういうつもりではなく!;」
恵土「入り辛いなら入り辛いって言えばいいのに」
ドロロ「確かにそうでござるが!;(あわあわ」
ドロロ母「うふふ^^」
恵土&ドロロ『…』
そう言い合う二人に対し、母親が笑う…
それに対し、一度母親を見てから
二人は互いを見つめ…
恵土&ドロロ『くす)^^』
思わず、笑い合っていた…
ドロロ母「ゼロロ、恵土ちゃんと一緒に
私に話したいことがあるんじゃないの?」
ドロロ「!
聴いていたでござるか?」
ドロロ母「ゼロロが行ってから
恵土ちゃんに聴いたのよ(微笑」
ドロロ「そうでござったか…」
恵土「…ドロロの母上…
私、ゼロロと結婚したいと思っています(土下座」
ソファーの上から土下座をする恵土に対し
ドロロ「恵土殿!?;」
驚くドロロだったが
その母親は穏やかに微笑み、小さく頷いた。
ドロロ母「なんとなく、そんな気はしてましたよ。
恵土ちゃん、ゼロロのことよろしくお願いします(お辞儀」
恵土「解ってます!
ゼロロが、何度でも引き戻してくれたように
私も、トラウマモードから引き戻し続けます!
解る部分が多々あるし、たとえできなくてもします!!(拳握る」
ドロロ母「まあ^^頼もしいわね(微笑」
ドロロ「…母上、いいでござろうか?」
ドロロ母「それを決めるのは
あなたたち二人であって、私じゃない。
二人が互いに望み、そうあろうとしているのなら
それが二人にとっての、一番の幸せ…
だから、そんなに不安そうに言わないでいいのよ^^」
不安そうに尋ねるドロロに対し
その母親は、その不安を吹き飛ばすように
満面の笑みを浮かべながら言い放ち…
ドロロ「ジーン)母上…」
恵土「ジーン)…」
その言葉に思わず感動し、目を潤ませるドロロと恵土…
ドロロ&恵土『ありがとうございます!(土下座』
そして思わず、ソファーの上で土下座する二人
それにドロロの母親は
ドロロ母「^^//」
とても嬉しそうに、笑っていました…