第13章 想い
で…
恵土「ぜえ;ぜえ;」
病室に戻って、影に隠れるのだが…
ドロロ「見つけたでござるよ^^」
恵土「うひゃあああ!!;(ビックゥッ!」←飛び上がる
ドロロ「恵土殿、なぜ逃げるでござるか?」
恵土「その手のもの…
凄く臭い;苦手;」
ドロロ「ダメでござる!
苦手意識というものは、抱いたら簡単には拭えない。
食わず嫌いをするよりも、食べてから嫌って下され!さあ!(ずいっ」
恵土「うっ;」
そう、納豆を差し出しながら迫るドロロに対し
思わず冷や汗をかきながらより後ろに下がろうとするが
後ろは既に壁だった…
ドロロ「食べて下され。だまされたと思って…」
恵土「っ…」
ドロロ「さあ!(ずいずいっ」
恵土「…ぱくっ(もぐもぐ)…
!!
おいしい…(ぽかん」
迫るドロロに対し、恐る恐る食べると
とってもおいしかった…
ドロロ「そうでござろう^^//(ぱあ」
それに対し、とっても嬉しそうに微笑んでいた…
そうして、事は済んだのだが…
冬樹「あー。
最初の時って、ちょっと抵抗があるよね^^;
でも実際は食べてみるとおいしいんだ^^」
桃華「はい//
(いよぉし!!
それなら、臭いがどうでも中身ってことだよな!?
安心して納豆食べられるぜ!!」
内心裏化している桃華だが…
冬樹「でもまあ…
くさい臭いがずっと続くっていうのは、流石に嫌だよね^^;」
冬樹の尤もな正論…
まあ、臭い人と
ずっと一緒に居るのは耐えられませんよね…;
それから…
桃華「うん^^;」
思わず同意するも…
桃華(それだったらそうだって、最初に言えよっ!!;)
内心涙を流している桃華だったとか…;
そんなやり取りを、病室の外でする二人をよそに…
病室内の二人は、和気あいあいと話し合っていたとか…
ちなみに、その後のリハビリ…
ふらふらふら~
ドロロ「あの逃げ足は、どこへ行ったのでござろう…;」
歩くにしても、ずっとふらふらの恵土を見ながら
思わず、心配そうに呟くドロロだった…
その後、リハビリを必死に頑張り続け
周りの協力もあって、たった3日で回復し切ったとさ^^;