第13章 想い
冬樹「それ以前に数え年って何?」
恵土「数え年とは、生まれた時点の年齢を1歳とし
以後元日が来るごとに1歳を加算することだよ」
ドロロ「それに対して満年齢は、
生まれた時点の年齢を0歳とし、
以後、誕生日前日の午後12時に1歳を加算する。
つまり、現在における歳の数え方でござるな」
夏美「なるほどねぇ。
つまり、私たちの歳の数え方でいえば
恵土は私と同い年ってことね」
その後…
3日後に退院することが許されました
ドロロ「早々に退院できて、よかったでござるな^^
何より…大事が無くて、何よりでござる^^」
恵土「ドロロたちの補助のおかげだよ^^」
ドロロ「リハビリに関しては…
相当無茶をしたでござるな;(腕組み&汗」
恵土「あっはっはっ^^
やっぱりさ…
一番、効果的なのは…
血で血を洗う抗争さ(キラン」
ドロロ「何か黒い影が見えるでござるよ!!??;」
恵土「あっはっはっ!^^
冗談だよ^^」
そうツッコむドロロに対し
恵土は満面の笑みを浮かべた…
もう、出来ないと思っていた…
そんなやり取りを、噛み締めながら…
天を見上げる…
すると、そこには無論
ケロロ星の空があった…
透き通らんばかりの、綺麗な空が…
恵土「本当に…
ここに居られてよかった…」
ドロロ「恵土殿?)…」
恵土「本当に…
この世界に来れて、幸せだよ…
この世界に生まれてきて、皆と出会えて…
本当に…(ぽとぽと)
幸せで、一杯だ…(ぼろぼろ)
嬉しくて、嬉しくて…どうしようもないっ…;」
ドロロ「恵土殿…」
恵土「ひっく;うっ;
耐えてきて良かった…
生きててっ…
ここまで来れてっ……
本当に…(涙震え)
良かった…
こんなに綺麗な空も、こんなにおいしい空気も…
全部が透き通って見える、綺麗な所に来られて…
その笑顔を護れて…
皆の笑顔が見られて…
本当に嬉しいっ…;;
(涙を左腕で拭い、右手でも拭い続ける」