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奇跡 【ケロロ軍曹】

第13章 想い




ベッドごと、身を起こすことで

皆を見やすい状態へと変えながら


恵土は、夢で見たことも…語っていた…


恵土「だから…

もう、大丈夫なんだよ。



こんな私なんかのために…

必死になって、動いてくれる人がいるんだって


やっと、解ることができた…



何年も時間がかかったけれど

やっと、笑い合える人たちと出会えた…


皆…(涙が落ちる)

本当に、ありがとう^^



皆と出会えて、色んな時を共に過ごせて…

本当に、幸せで一杯だよ…


死にたくなった時もあった…

消えたいと願うことだってあった…


それでも、それ以上の存在に…

やっと出会うと同時に、気付いたんだ…」


その中、涙と共に震えながら…

しっかりとかみしめながら、その言葉を紡ぐ…


恵土「たとえ関わっていなくても

その時代があったとしても…


その人が居てくれたから


その人たちが、生まれてきてくれたから…


その人たちと、今出会えたから…


本当に、幸せなんだって…



それまでの日々があったから

なおさらにそれが、嬉しいんだって…


その日々が成り立つのに

直接関わってこなかったとしても…


その人たちが存在したから

その時があって…


互いに影響し合って…

それらが次々に繋がっていって、行き着いた所に…


今という時が存在しているんだって…


だからこそ、今…

掛け替えのない、今があるんだって…


だから…

本当に、ありがとう^^


愛しているよ、ずっと…


この世界ごと、全部が…

大事な、恩人なんだ…^^」


ドロロ「…

そうでござるな^^


拙者も、恵土殿に教わっているでござるよ^^」


ケロロ「ねえねえ、ギロロ。

今のどういう意味?(きょとん」

ギロロ「解らないなら一生解るな!!;

ちゃんと真面目に聴いていたのか!!??・・;」

ケロロ「ゲロッ!?;
聴いていて解んないんだからしょうがないじゃん!!;」

ギロロ「ええい
泣くな、うっとおしい!!・・;(ぷんぷん」


モア「っていうか~馬耳東風?」

冬樹「ちょっと使い方が違うような…

どちらかといえば、馬の耳に念仏?^^;」


どっちもひどい;

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