第13章 想い
そして、次に思い出されたのは…
囲炉裏を囲み、鍋をつつきながらも
わいわいとはしゃぎ、その恵土に笑いかける父上と母上…
そして、互いを見つめ
共に笑い合う三人の姿…
恵土「ねえ…
父上、母上…大好きだよ^^
絶対、護り抜いてみせるから!
ずっとずっと、父上と母上が私を護ったみたいに
私も、父上と母上を護るから!!
だから…約束!^^
ずっと、一緒だよ?^^」
父上「ああ。約束だ。
俺も、お前を護る。
だから恵土、お前も生きろ。
俺たちも、母上も、お前と共にある…
俺たちと過ごした時…
それが、俺たちが存在した証だ…
だから恵土、もし一人になったら…
一人になって、寂しい時は…思い返してご覧…
ずっと、隣に居る…
ずっと、一人にはさせない…
お前の心に寄り添った時は…
決して、お前を一人にはさせないから…
恵土…
この言葉を、生涯忘れないで欲しい…
『俺はお前を、愛している
どれだけの時を過ごしたとしても、どれだけの時が過ぎ去ろうとも
ずっとお前を…変わりゆくお前を、愛し続けるよ…
そして、もし先に死んだとしても
上で、いつでも見守っている。
だから…決して、自分をさげすむな。自分を殺すな。
いつまでも、お前らしいお前で居てくれ^^』」
恵土「うん!わかった!(微笑)
でも父上ぇ…(顔を覗き込む」
父上「ん?なんだ?(きょとん」
恵土「言葉が多すぎるよ(眉をひそめる」
父上「…っぷwあっはっはっはっはっはっはっ!^^
そうだな!はっはっはっはっはっ^^」
そう豪快に笑う父上に対し
それを見ながら、きょとんとした顔になり…
その笑顔を見て、嬉しくなって…
恵土「えへへへへへ^^」
自然と、満面の笑みを浮かべていた…
二人『あっはっはっはっはっはっはっ!^^』
母上「二人共、料理が出来たわよ^^」
恵土「はーい!^^」
父上「食べるか、恵土(微笑」
恵土「うん!(頷く&微笑」
恵土(父上、母上…
一生ずっと、忘れないから^^
二人から教わったことも、共に過ごした日々も…
全部が、父上と母上だから…
それごと、ずっと愛してる…
両方を共に、護り抜くから…)
笑顔と共に、抱いた想い…
それは、永久に続く…