• テキストサイズ

奇跡 【ケロロ軍曹】

第13章 想い




病院の一室…

光が差し込む中、語り出される


恵土「ここに来れて、出会えて…

本当に幸せだったよ…


満たされていく光に…

満たされていく心に…


本当に、助けられているんだ…


今も…

どれほどの時を過ごそうとも、ずっと…


だからドロロ…ありがとう…

本当に、ありがとう^^


大好きだよ…

一生、ずっと…(微笑)


だから…

その言葉だけで、十二分過ぎるぐらいだよ…^^;」


嬉し泣きと共に語り出される言葉…

それは、とても重く…


とても、温かいものだった…


ドロロのあの言葉に対する返事を言いながら

満面の笑みを浮かべる…


恵土「化け物と否定された(左手を見つめる)

その手を、何の迷いもなくとってくれた…


危ない時、大丈夫かとも信じてくれた…

それでも、助けようと尽力してくれた…


暗闇から差し伸ばした手を

光と一緒に、掴み取って…


とらわれていた闇から、引きずり出してくれた…


真っ暗なあの地獄から

眩しくてたまらない、温かい場所へと連れ出してくれた…



感謝しても、しきれないっ;」


そう涙を流す恵土に対し…


ドロロ「拙者も…同じでござる」

恵土「…え?(きょとん」

その言葉に、ドロロに向くと…


ドロロ「拙者も、恵土殿には

世話になりっぱなしで
何も返せていないように感じるでござるよ…


どんな時でも、拙者の言葉に耳を傾けてくれた…


また、日々を取り戻すために尽力し…

方向性が誤ることがあっても、何度も…


ちゃんと、戻ってきてくれた…


そして…

今、こうして話していられる…


それだけで、十二分に幸せでござる^^//」


満面の笑みで語り出される想い…


恵土「私の方だって^^//」


それに対し、恵土もまた…

照れ臭そうに満面の笑みを浮かべた…


そんな折…

恵土が目を覚ましたとの連絡を受けたプルルが


その部屋へと、入ってきた…

/ 347ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp