第12章 誓い
そんな中…
プルルは、あることに気付いた…
プルル「それはそうと…
ドロロ君、恵土ちゃんに惚れてるでしょ?(微笑」
ドロロ「ええ!?なんでいきなりそんな//」
プルル「正直に答えなさい!(ずいっ」
ドロロ「気を付け)はい!惚れています!!//」
プルル「そっかぁ。
ドロロ君に、やっと好きな人が出来たんだ^^
おめでとう、ドロロ君(微笑」
ドロロ「あ、ありがとう…//」
なんか、トラウマモードっぽい話し方になってますね…;
とにもかくにも、命には別条はないようで…
目覚めるのを待てばいいとのことでした…
それから、一週間後…
恵土「…ん…(ぱちっ」
目が覚めると、そこはベッドの上で…
そのすぐ左隣りには
ドロロが椅子に座り、ベッドへもたれかけかかったまま
うつらうつらと、うたた寝していた…
恵土「ドロロ…」
ドロロ「…すー…すー」
呼びかけるも、眠り続けるドロロ…
それは、ずっと目が覚めるまで待つという
頑固な態度というより、想いを示し続けた結果でもあった…
恵土「ドロロ…ありがとう^^」
その言葉と共に、ドロロを自身の布団の中へと抱き寄せる…
それでも起きないままのドロロに対し
恵土はまた…寄り添うように、そっと抱き締めていた…
決して離さぬままでいた
ドロロの右手と、恵土の左手を繋げたまま…
そうして、目を覚ましてから…
ドロロ「恵土殿…(涙目」
その姿を見たドロロは、涙を浮かべていた…
恵土「?どうしたの?
ただ、一日寝過しただけでしょ?(きょとん」
ドロロ「一週間も…
動くこともなく、身じろぎもなく…
ずっと、意識を閉ざしたまま…
死んだように眠り続けて…
心配でないわけが…ないでござろうっ!;
本当に…よく、戻って…;;」
そう言いながら涙をこぼし、抱き締めた…
恵土「…ふっ(微笑)
…約束、したろ…
絶対…帰って来るって…
お前たちとの日々に…
必ず、帰って来るって…(微笑」
そう言いながら、手を震わせながら
左手の小指をつきだす…
それに対し…
ドロロは…嬉しそうに満面の笑みを浮かべ
恵土もまた、満面の笑みを浮かべる…
小指と小指をからませ、同様に誓いを交わす…
ずっと、共に居ると…