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【カゲプロ】俺を捨てた彼女に最高の罰を【クロハ】

第2章 メカクシ団


アジトに着き、セトさんと手を繋いだまま入る。

「あ!おっかえ、り…あ、あっれ?いつの間に2人はそんな関係に…」

すると、出迎えてくれたカノさんは、
引きつった笑顔で俺たちに問いかけた。

「!!!!」

バッと効果音がつく勢いで手を離す俺たち。
どちらも顔は真っ赤だ。

そんな様子を見て、カノさんがニヤリと笑った。
と思うと、セトさんになにか耳打ちをした。
するとセトさんの顔が更に赤く…

カノさん、何吹き込んだんだろう。

とりあえずリビングに行こう。

にしても、一目惚れって本当にあるもんだな。
クロハの時は知らぬ間に、って感じだったしさ。

ソファーに座ってカバンを足元に置く。

「お帰り。学校は楽しいか?」
「あ、まぁ、そこそこですね」

そう言って笑うと、キドさんは微笑んだ。
昨日入団したばかりだけど、なんとか団員達とは仲良くなれそう。

それより、気になることが一つある。

俺の目の前でネギマを頬張るコノハさん。
似てるんだよ、クロハに。
というか、色違い。

ジッとコノハさんを見ていると、
ネギマを差し出された。

「…食べる?」
「え?あ、じゃあ、いただきます」
「あーん」
「!?」

いただきますとネギマを貰おうとしたが、
コノハさんは俺の口元にネギマをやって『あーん』しようとしてる。

…マジか。

でも、あーんくらいなら良いか。
そう思い、口を開いて食べようとした、が

「す、ストップっす!!」
「うぇあ!?」

セトさんに横に押されてソファーに倒される。
それより、お、重い。
ゆっくり目を開くと真ん前にセトさんの顔が…。

しかも、
唇になにか違和感が。

「ヒューゥ…」

カノさんはニヤニヤしながらこちらを見ている。
まさか、俺

セトさんと、キスした…!?
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