第5章 やっぱり!
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「それにしても…」
『ん?』
何やら考え込む理一に、どうしたの?と尋ねる。
「結局は、付き合う事になってしまって…また、説明しないといけないね」
と、苦笑いをした。
『そうだね。でも、付き合ったばかりだし…もう少し落ち着いてから、お母さん達に話さない?』
「も、いきなりじゃ大変だもんね」
「いいじゃない!おめでたい事なんだし!」
『でも、さっきの今で
………………ん?』
「……姉さん?あの…いつからそこに?」
「え?二人がイチャイチャと、頬っぺたにチューする辺りから?母さーん!」
言い終わると同時に、居間に走って行ってしまった。
『え!?理香さん!!』
「…ごめん、。やっぱり、今日挨拶になりそうだ」
そ、そんなぁ…