• テキストサイズ

甘い彼にはご用心(サマーウォーズ)

第5章  やっぱり! 



話は戻り、理一とは二人で照れくさそうに手を繋いでいる。


「。僕の頬、つねってくれないかい?」

『へ?』

「だって、こんなドラマみたいな話、夢かと思うだろ?」

『…ふふっ、確かに』

思わず笑いが溢れる。すると、は理一の横顔に近づき、頬にキスをした。


『これでも、まだ夢?』


からかうように、顔を覗きこんだ。


「…。こんな事を聞かれるのは、嫌かも知れないけれど…キスとか、した?」

『…どうだと思う?』

「僕が初めてなら、嬉しいけど…スゴく慣れてる感じがするから…」

肩を落とし、に聞いてきた。もそれに、ハッキリと答えた。


『…付き合った人はいるけど皆、理一と重ねてて…でも、違ったの。理一に隠し事するの嫌だからハッキリ言うね?』



理一の耳元に、口を近づけて呟いた。



「っ!?……本当に?」

『ダメ?』

「どうしよう…嬉しくて、顔が…緩む…」




























    (理一が全部、初めてだよ)










 
/ 19ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp