第7章 小学校編-修学旅行-
新 (もしかして志保のやろー昨日の事言っちまったんじゃ・・・)
この新一の思いはあたっていた。しかしそれを哀に聞くことは出来ないでいた。一昨日に哀にキスをし昨日は志保。さすがにその事に触れる事は出来なかった。
休憩SA
歩 「ママにお土産なに買っていこうかな~?哀と志保は?
」
哀 「そうね、博士に何かカロリー控えめの物を買って帰ろうかしら」
志 「哀、こんな時くらいいいんじゃない?」
哀 「だめよ、どうせ私達がいない間に自分の食べたいもの食べてるだろうし」
新 (ま、確かにそうだな。でも博士かわいそう・・・)
みんな思い思いのお土産を買っていた。新一も何を買おうかと店内を見て回っていた。その時視線を感じていた。
新 「歩美、どうした?」
歩 「んん、なんでもない・・・」
(志保があんな事いうから、何か意識しちゃう・・・)
歩美は新一の方をチラチラ見ていた。
志 (歩美やっぱ意識してるのね)
志保はその行動を見ていた。そして志保は哀を捕まえて外に出た。
志 「哀、歩美に席変わってあげてよ」
哀 「なによいきなり?」
志 「だって歩美、新一の事意識してるし」
哀 「それは昨日あなたがあんな事言ったからでしょ?」
志 「まぁ、そうだけど・・・」
哀 「それに気を使って歩美と席を変わってもあの子が喜ぶとでも?私は嫌よ」
志 「哀・・・」
哀 「歩美とは親友だけどライバル。そん事したくない。歩美には私達が持てない魅力がある。歩美を助けて歩美に新一の気持ちがいったら嫌だから」
志 「・・・そうね。私が悪かったわ・・・でも哀変わったね」
哀 「えっ?」
志 「だって昔の哀ならそんな事言わなかった」
哀 「・・・そうわね。歩美にもあなたにも負けたくないからね」
こうして二人はバスに戻っていった。