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名探偵コナン愛物語

第7章 小学校編-修学旅行-


元 「誰にも言うなよ、おれはマリアだよ」

新 光 「えぇ~マリアか?」

元 「なんだよわりーのか?」

光 「いや、でも以外で・・・」

元太の言ったマリアとは、灰原より後から転校してきて、転校した直後は環境の変化に戸惑い、友達を作ることができずにいたが、小林先生の催した学級活動をきっかけにクラスに溶け込めた。関西弁で話すのが恥ずかしくて、クラス内でほとんど話ができずにいたが、灰原の助言を機に活動的になった子だ。

元 「そうか~?」

新 「まぁ、元太ならいいんじゃね~か」

元 「でもよ光彦、お前のタイバルが新一ならきついな~」

新 「ライバルって・・・」

光 「そりゃー新一君はクラス、いや学校の人気者ですが、でも負けませんよ新一君」

新 (ま、いっか・・・」

こうし修学旅行の最後の夜はふけっていった。


最終日朝、今日はもう帰るだけとなっていた。帰り道にSAによってお土産を買うくらいで特に寄るところはなかった。バスに新一は乗り込んだ。自分の席の隣には哀が座っていた。

新 「哀?」

哀 「なによ?」

新 「そういえば元々俺の横オメーだったな」

哀 「そうよ、悪い?なんなら志保と変わりましょうか?」

新 「いやいいって哀で」

哀 「なによその言い方、私じゃ不満そうね?」

新 「すいませんでした哀さん」

哀 「よろしい」

他のみんなも乗り込んでくる。志保は哀が新一の隣に座っているのを見て、若干不満そうな顔をしていたが新一の顔を見た瞬間、新一にウインクした。新一は少し顔を赤くしていた。

哀 「あら、何かあったのかしら志保と?」

新 「べ、別になにもねーよ」

哀はそう言って笑った。新一は哀だけに聞こえるように耳元で

新 「おめーそう言えば志保にあの事言っただろ?」

哀 「あの事って?」

新 「だから、キスした事をよ」

哀 「あら駄目だったかしら?」

新 「駄目って事じゃないが・・・歩美には?」

哀 「もちろん言ったわよ」

哀は当然のようにいった。

新 「まじか~・・・」

哀 「別にいいじゃないキスの一つや二つ」

新 「一つや二つって、俺は一回しかしてないぞ」

哀 「そうね私とはね」

哀は新一に意味ありげに答えた。

新 「おめーもしかして・・・?」

哀 「なにかしら?」

新 「・・・何でもねーよ」

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