第7章 小学校編-修学旅行-
二人は歩美と新一の後を追った。哀と志保はその場に取り残された格好になっていた。
哀 「二人でこんなんやってたらそのうち」
志 「歩美に持っていかれちゃうわよ」
志 「ちょっとまちなさい歩美~」
(歩美がこんな積極的になるとは・・・誰かさんよりずっと・・・)
二人はみんなの後を追った。その後歩美は歩く間ずっと新一と腕を組んでいた。その姿を少し寂しそうに哀は見ていた。
その夜、
元 「新一風呂いこ~ぜ、ここ露天風呂があるらしいし」
新 「あぁ、光彦は?」
光 「そうですね行きましょうか~」
三人は部屋を出て風呂場に向かった。部屋を出たとこで哀、志保、歩美に会った。
元 「おーお前達も風呂か?」
歩 「うん」
哀 「そういえば昔誰かさんにお風呂覗かれたことあったわね~」
歩 「そういえば新一に覗かれた~」
新 「そーいやそんな事あったな~」
そういいながら、哀と歩美を見た。
哀 「その目、また覗くんじゃないでしょうね~?」
歩 「新一のエッチ!」
新 「いや・・・そんなわけねえよ」
元 「新一って結構エッチだよな」
光 「確かにそうですよね~」
志 「わたし新一ならいいわよ~」
歩 「志保~」
歩美は顔を真っ赤にしながら言った。
志 「冗談よ、さ行きましょう~」
こうして別々の風呂に入っていった。
風呂の中で
志 「歩美って意外といい体つきしてるわね~」
歩 「志保のエッチ!」
哀 「そうね~歩美意外と胸大きくなるんじゃない?」
歩 「もう哀まで~もう、そんな事いうなら、え~い」
志 「歩美どこ触ってるの?」
哀 「もうやめてよ歩美」
歩 「二人に仕返しだよ~」
男風呂にそんな声が聞こえていた。
元 「なぁ、光彦・・・」
光 「なんです元太君・・・」
新一はこいつらが考えてる事がわかった気がした。
元 「その壁意外と低いよな」
光 「駄目ですよ元太君」
元 「新一はどうなんだよ?」
新 「俺か~?俺はどうでもいいよ」
(ま、少しは気になるけど)
光 「元太君やめましょうよ~」
その時、
哀 「さっもう出ましょうか」
そう聞こえてきた。仕方なくその事をあきらめて風呂を出ていった。