第2章 決意・告白
目暮と優作
優 「警部すみませんな隠していて」
目 「優作君は前からこの事を?」
優 「はい。あの子がこんな姿になった後に阿笠博士に聞いてから」
目 「なら阿笠博士はこの事を前から?」
優 「はい。哀君の親代わりをしてもらっています」
目「そうか。それにしてもやっと新一君が帰って来れるというのに養子で帰ってくるとわ」
優 「まあ有希子も自分も若返ったみたいでうれしい とか言ってますので」
目 「有希子君らしいな 」
優 「警部久々にお付き合いを」
目 「そうじゃな優作君」
こうして二人は病院を出て行った。
コナンは病室へ戻り赤井と二人で話をしていた。
赤 「本当にこれでよかったのか?」
コ 「ああ、工藤新一は今日で死んだんだ。すまねーが後の事よろしくお願いします。」
赤 「ああ」
コ 「それと、・・・あいつの事はおれが・・・」
赤 「ああ、任せる」
そういって赤井は部屋から出て行った。
コ「ふ~。12:00か約束の時間まであと1時間。後は、・・・」
そういうとおもむろに携帯電話を取り出すとどこかに電話をかけ始めた。
トルルル トルルル
「なんや、工藤」
相手は、西の名探偵服部平次であった。
平 「連絡もよこさんで、新聞であの組織が潰れたと知ってお前に連絡してんのに」
コ 「すまねえ・・・」
平 「で、今どうしてんねん?」
コ 「ああ、今病院だ。あの事件でケガしちまってな入院してるんだよ」
平 「なら、見舞いにくんで和葉もつれて」
コ 「・・・そうだな お前にきちんと伝えるべきだろうからなそのかわり一人で来てくれ」
平 「なんや工藤、なんかあったんか?」
コ 「まあな・・・」
平 「水臭いやっちゃな、なら明日一番でくっからな」
コ 「ああ、その時にすべて話す」
そう言って電話を切った。
時間は12:40分そろそろか、