第6章 思わぬ再開・最強のライバル

新　「悪かったな鈍感で･･･」

哀　「じゃーちかじかその子もあなたの元にくるからその時はよろしくね」

志　「じゃあね～新一君、お休み」

こうして2人は新一の部屋から出ていった。

新　「は～」

有　「新ちゃんも大変ね♪」

新　「母さん、聞いてたのかよ？」

有　「だって新ちゃんあんな大きな声出すんだから、何かあったんじゃないかって心配になって駆けつけたら聞こえちゃって♪」

有希子は舌を出しウインクしながら新一を見た。

新　「たくよ～」

有　「でもね新ちゃん、これだけは言っておくわ、あの子、ちゃんみたいみあの子達を同じ目にあわせたら駄目だからね」

新　「母さん･･･わかってるよ」

有　「よし、それでこそわが息子」



こうして新一、哀、志保の関係が始まった。そしてもう一人。


哀　「歩美、今日学校終わったら家にきて、話があるから」

歩　「話？」

哀　「えぇ、大事な話」

歩　(哀･･･)「わかった、じゃ後でね」


博士宅

歩　「哀～」

哀　「歩美、上がって」

二人は哀の部屋にむかった。扉のまえに来たとき、

哀　「歩美、今から見るもの、聞くのもすべて本当のことだからね」

歩　「哀･･･どうゆうこと？」

哀　「まぁ、話は部屋に入ってから」

二人は部屋に入った。そこには哀がもう一人いた。

歩　「えっ、哀が二人？」

志　「歩美、始めまして」

歩　「哀？じゃないの？」

志　「う～ん、哀だけど哀じゃない、志保よ」

ふたりは、昨日の実験でこうなった事を歩美に話した。

歩　「･･･わかった･･･志保ちゃんね」

志　「歩美、哀と一緒のように志保でいいから」

歩　「志保･･･」

志　「そう、それに今までのあなたと哀の思い出、記憶なんかもすべてしっているから、私も歩美と親友になりたくて」

歩　「志保･･･うん」

歩美はにっこり微笑んだ。

哀　(そう、わたしはこの子のこの笑顔に救われた、真っ直ぐみるこの目に、そして私には無いもの)

哀　「それで、歩美もう一つあなたに言わないといけない事があるの」

歩　「なに哀？」

哀　「昨日、私、志保と新一に告白した･･･」

歩　「えっ･･･」

志　「歩美には隠したくなかったんだ･･･」

歩　「哀、志保･･･そ、それで新一君はなんて･･･？」